東芝三菱電機産業システム、インドの大手鉄鋼会社から熱間圧延用電機設備を受注
~インド鉄鋼向け大型案件を初受注~
ジェイ・エス・ダブリュ・スチール社より熱間圧延用電機設備を受注
東芝三菱電機産業システム株式会社(社長:松山功武)は、当社の米国法人TM GEオートメーションシステムズ社と連携し、インドの有力財閥ジンダルグループ傘下の大手鉄鋼会社ジェイ・エス・ダブリュ・スチール社より熱間圧延用電機設備を約80億円で受注致しました。今回の熱間圧延設備は、成長著しいインド市場での鉄鋼需要拡大に対応したもので、年産約350万トン(将来的には500万トンへの拡張)を計画しています。
当社は2003年10月に株式会社東芝と三菱電機株式会社の産業部門の合弁会社として設立以降、グローバル事業体制を強化しており、海外において複数の鉄鋼プラント用電機設備を受注しておりますが、インドでの大型案件では初めての受注となります。
今回の受注は、先に機械設備を受注した丸紅株式会社の協力を受け、高度な技術力が求められる熱間圧延設備における当社の最新の技術力とこれまでの数多くの実績が認められ、世界トップクラスのメーカーであると評価されたもので、当社は今回の受注を契機に今後更にインド市場での受注拡大を目指していきます。
<受注の概要>
・スケジュール : 2008年6月据付工事開始、2009年4月生産開始
・主要納入設備 : プラント制御システム、主機及び補機用モータ&ドライブシステム、
特殊計測装置、及び各システムの現地調整、工事設計
<熱間圧延用電機設備の主な特徴>
・高力率、高調波低減、高効率を実現した統合ドライブ装置(TMdriveシリーズ)の採用により、クリーンな電源で、省エネルギー、省スペースのシステムを実現します。
・鉄鋼プラントで豊富な実績を有する統合コントローラーTMACSの採用により、プラントの安定操業の実現に貢献します。
(ジェイ・エス・ダブリュ・スチール社概要)
JSW STEEL LIMITED
本社:ムンバイ1994年設立