石油資源開発、三菱商事とインドネシアKangean鉱区の権益を取得
インドネシアKangean鉱区への資本参加および権益取得について
三菱商事株式会社および石油資源開発株式会社の2社は、インドネシア大手石油会社であるエネルギーメガプルサダ社(EMP)の100%子会社であるエネルギーメガプラタマ社(EMPI)に資本参加することにより、インドネシアジャワ島東部のKangean(カンゲアン)鉱区の権益を取得することに合意いたしました。EMPIは、子会社のEMPカンゲアン社(権益の60%)およびEMPエクスプロレーションカンゲアン社(権益の40%)を通じて同鉱区を100%保有しています。
EMPIは新株発行を行い、日本側2社が引き受けることにより、2社はEMPIに50%(それぞれ25%)出資することとなります。2社の新株引き受け価額は、360百万米ドル(それぞれ180百万米ドル)となり、今後の同鉱区における開発生産作業は、三菱商事株式会社と石油資源開発株式会社の2社が主導していくこととなります。
カンゲアン鉱区は、鉱区面積4,500平方キロメートル、東ジャワ州東部沖に位置しており、2006年の平均生産量は天然ガス約6,000万立方フィート/日、原油約600バレル/日、原油換算10,600バレル/日ですが、同鉱区内には今後開発を予定しているガス田・油田が複数存在し、さらに新たな油ガス田の発見が期待される鉱区です。
記
■ 日本側2社による資本参加後のカンゲアン鉱区権益保有スキーム
* 関連資料 参照
■ カンゲアン鉱区位置図
* 関連資料 参照
以上