日本産業機械工業会、1月の産業機械受注状況を発表
平成19年1月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は、3,798億900万円、前年同月比117.9%となった。
内需は、2,232億4,200万円、前年同月比105.1%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比106.3%、非製造業向けは同96.1%、官公需向けは同117.4%、代理店向けは同90.8%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(109.4%)、化学機械(冷凍含)(134.9%)、タンク(103.4%)、送風機(125.8%)、変速機(117.1%)の5機種であり、減少した機種は、鉱山機械(90.9%)、プラスチック加工機械(88.4%)、ポンプ(87.1%)、圧縮機(88.7%)、運搬機械(99.9%)、金属加工機械(79.9%)、その他機械(89.8%)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,565億6,700万円、前年同月比142.7%となった。
プラントは、5件、588億5,200万円であり、前年同月比は436.4%であった。
増加した機種は、化学機械(冷凍含)(132.1%)、タンク(1150.9%)[11.5倍]、圧縮機(175.1%)、送風機(329.7%)、運搬機械(120.1%)、変速機(107.9%)、金属加工機械(910.0%)」[9.1倍]、その他機械(184.3%)の8機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(71.2%)、鉱山機械(60.5%)、プラス チック加工機械(87.3%)、ポンプ(60.1%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
(1)ボイラ・原動機
化学、電力、外需の減少により前年同月比98.6%となった。
(2)鉱山機械
鉱業、建設、外需の減少により同78.1%となった。
(3)化学機械(冷凍機械を含む)
石油・石炭、官公需、外需の増加により同133.7%となった。
(4)タンク
鉱業、外需の増加により同152.9%となった。
(5)プラスチック加工機械
その他製造業、外需の減少により同87.7%となった。
(6)ポンプ
官公需、外需の減少により同80.5%となった。
(7)圧縮機
外需の増加により同118.6%となった。
(8)送風機
化学、非鉄金属、自動車、運輸の増加により同131.6%となった。
(9)運搬機械
一般機械、運輸、外需の増加により同109.8%となった。
(10)変速機
窯業土石、鉄鋼、その他製造業、外需の増加により同114.9%となった。
(11)金属加工機械
外需の増加により同376.7%となった。