松下電工、SDIO規格準拠の「SDメモリーカード用ソケット(Rタイプ)」を発売
業界トップの堅牢性を実現
両面金属シェル構造のSDメモリーカード用ソケット(Rタイプ)新発売
松下電工株式会社は、SDIO規格※1準拠の「SDメモリーカード用ソケット(Rタイプ)」を4月1日から発売します。
当ソケットは両面金属シェルをレーザで溶接した構造を採用し、業界トップ※2の堅牢性と耐EMI性※1(耐ノイズ性)を実現。更にリフロー時の熱による影響を受けにくい構造で、リフロー後でも良好な端子平坦度を保ちます。
また、カード検知スイッチとライトプロテクトスイッチはカードの厚みに影響されにくいサイド検知方式を採用、接触部は耐粉塵性を高めた当社独自のVノッチ接点構造で、悪環境下でも高い接触信頼性を確保します。
(全てのタイプでカード飛出し防止機能/カード無理抜き防止/カード逆挿入防止機構に対応)
※1 巻末「ご参考」参照 ※2 2007年2月現在
商品名 SDメモリーカード用ソケット(Rタイプ)
イジェクト方式 プッシュ-プッシュ式
(カード挿入後、再度押すとカードが抜ける構造)
取付タイプ 基板上乗せ実装(標準実装タイプ/リバース実装タイプ)
スタンドオフ※3高さ 0mm、1.5mm
機能 カード飛出防止機能、カード有無検知/ライトプロテクトボタン検知、逆挿入防止機構、
カードイジェクト量 6.0mm
カード挿抜寿命 10,000回
サイズ 28.15×28.4×2.7mm ※端子は含まず
発売日 2007年4月1日
希望小売価格 250円(税別)
販売目標 2007年度 50万個/月
※3 基板表面からコネクタ底面までの高さ
■主な用途
IT関連: DSC、DVC、PDA、携帯オーディオ、パソコンなど
車載関連: カーナビ、カーオーディオなど
その他: 家電関連、産機関連など
■主な特長
(1)業界トップの堅牢性と耐EMI性
(2)カードの厚みに影響されにくい、カード検知/ライトプロテクト検知方式
(3)カード飛出し防止機能、無理抜き防止構造
■開発背景
SDメモリーカード搭載機器市場の拡大と市場の多軸化に伴い、SDメモリーカードの仕様やメディアサイズバリエーションも多様化。特に記録容量の増加(最大4GB※4)や書込みスピードの高速化(最大20MB/s※4)により、SDメモリーカードから発生する放射ノイズ対策など、ソケットの高機能化が要求されています。
当社はこのような背景のもと、両面をシールド性(耐EMI性)に優れた金属のシェルで覆い、放射ノイズ対策に有効なソケットを開発。市場のニーズにお応えします。
※4 SDメモリーカードにおいて 2007年2月現在
※以下、詳細は添付資料を参照
以上
■お問い合わせ先
技術相談フリーダイヤル TEL 0120-101-550
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