東急電鉄など3社、東急線で非接触ICカード「PASMO」を利用した実証実験を実施
鉄道施設内の新しい双方向情報発信サービス
東急線の9駅で非接触ICカード「PASMO」を利用した実証実験を実施
三菱電機株式会社(執行役社長:下村節宏)とシナジーメディア株式会社(代表取締役社長:佐藤正一)および東京急行電鉄株式会社(取締役社長:越村敏昭)は、3月18日からサービスが開始される非接触型ICカード(PASMO(※1))を用いた実証実験を、東急線の9駅で、3月18日(日)から4月15日(日)までの約1カ月間実施します。実証実験では、PASMOを乗車券や電子マネー以外に活用し、鉄道施設内における新しい双方向情報発信サービスの可能性を探ります。
(※1) PASMOは、(株)パスモの商標登録です。
<実証実験の概要>
各駅に設置されたカードリーダー付きのポスターや映像表示装置へのタッチ履歴を、カードのID番号と関連づけて、データサーバーに蓄積します。映像表示装置は、履歴データに基づいて参加者個々に合わせた情報を表示し、サービスを提供します。
今回の実証実験では、3カ所以上の駅でカードリーダー付きポスターや映像表示装置にタッチした方の中から抽選で景品が当たる「タッチラリー」や、クイズに正解するとルーレットで「TOP&カード」(※2)の入会ポイントが最大2500ポイント当たる「ゲーム」を実施します。
(※2) TOP&カードとは、東急グループをはじめとするTOKYUポイント加盟店で、共通のポイントが貯まって使えるTOKYUポイントサービスをご利用いただけるカードです。
・実験期間
2007年3月18日(日)~4月15日(日)
・設置内容
・カードリーダー付き映像表示装置
(三菱電機製「インタラクティブ・デジタル・サイネージ」システム)
<渋谷、横浜、あざみ野の3駅に設置>
・カードリーダー付きポスター
(シナジーメディア製「HONEYCOME(ハニカム)」)
<大井町、大岡山、青葉台、中央林間、目黒、日吉の6駅に設置>
・当選券・応募券を発券するプリンター付きカードリーダー「キャンペーンカウンター」
(シナジーメディア製「HONEYPOP(ハニポップ)」)
<渋谷、横浜、あざみ野の3駅に設置>
・実験効果の検証方法
PASMOのタッチ回数や、インタラクティブ・デジタル・サイネージのタッチパネル利用回数、キャンペーン申込み状況、利用者アンケートなどから効果を測定します。
* 以下、関連資料「別紙」参照
・システム構成
・設置場所の詳細
・設置機器の詳細
・「プレゼントキャンペーン」の内容
・キャンペーン参加方法