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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.04.Tue
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2007'08.13.Mon

マイクロソフトと東大、テクノロジーを活用した障害のある若者の学習支援プロジェクトを実施

東京大学とマイクロソフトがテクノロジーを活用した障害のある若者の学習支援プロジェクトを共同で実施
~テクノロジー活用による高等学習機会の提供、自己実現を支援~


 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、以下マイクロソフト)と、東京大学 先端科学技術研究センター バリアフリー分野(東京都目黒区)は、障害のある若者がITをはじめとした最新のテクノロジーを活用しながら、高等教育とキャリア構築における成功をおさめ、将来リーダーシップを発揮できる人材として社会に貢献することを支援し、障害のある他の人々を含めた福祉社会の発展に寄与することを目的とする学習支援プロジェクト、「DO-ITプロジェクト」を共同で実施します。

 DO-ITは、米国ワシントン大学を中心に全米で行われているプロジェクトで、日本では東京大学 先端科学技術研究センター 中邑賢龍特任教授を会長として任意団体 DO-IT Japanが設立され、日本での「DO-ITプロジェクト」をマイクロソフトと共同で実施します。

 米国では全大学生のうち約11%(*1)が、学習障害、肢体不自由をはじめとする障害を持ちながらITをはじめとするテクノロジーを活用して学習に取り組んでいます。一方日本では、障害のある学生の大学進学率は0.16%(*2)に留まっています。障害のある生徒にテクノロジーを活用するなど米国と同等のサポートをすることで多くの子供たちの大学進学が可能と推測されており、障害をもつ若者に対して、早急な支援が求められています。
(データ出所 : *1 iES 国立教育統計センター、*2 独立行政法人 日本学生支援機構)

 「DO-ITプロジェクト」は主に、障害のある高校生のための大学体験プログラムとオンラインメンタリング、障害のある方々に対するテクノロジーを活用して支援するコンテンツとノウハウの提供を行います。このたび2007年7月に第一回の大学体験プログラムを実施するにあたり、参加者を募集します。
 障害をもつ若者が高等教育を受け、就職につながるスキルと社会性を身につけることによって、社会においてもリーダーシップを発揮し、社会に貢献できる人材を育成することができると考えています。

 障害のある若者がテクノロジーを活用して学習する例としては、下記などが挙げられます。

●目から入る情報は理解するのが難しいが耳から入る情報は理解できるため、パソコンとテキストリーダー(音声読み上げソフト)を使用して教科書を理解する
●考えを整理することが難しいが、マッピングソフトを使用することで考えを整理して思考をすすめることができる
●直接人と話しをすることは難しいが、ワープロを使って考えを著すことはできる

 マイクロソフトは、誰もがITの恩恵を享受できる社会の実現を目指し、製品のアクセシビリティ機能の向上や障害のある方々に向けたさまざまな活動に取り組んできましたが、その一環として「DO-ITプロジェクト」を通し、障害のある方々がITをはじめとするテクノロジーを活用して、自己実現をはかることを支援していきます。


■DO-ITプロジェクト
(Disabilities, Opportunities, Internetworking, and Technology) 概要

<1>趣旨・目的
 障害のある若者が、最新のテクノロジーを活用しながら高等教育とキャリア構築における成功をおさめ、将来リーダーシップを発揮できる人材として社会に貢献することを支援し、障害のあるほかの人々を含めた福祉社会の発展に寄与することを目的とする

<2>主な事業
◆障害のある高校生のための大学体験プログラム (第一回を2007年7月に実施)
◆大学体験プログラムに参加した学生、参加を希望する学生へのオンラインメンタリング
◆障害のある学生がテクノロジーを活用して学習を行う事例(コンテンツとノウハウ)の一般への提供

<3>実施体制
主催:東京大学 先端科学技術研究センター バリアフリープロジェクト
    任意団体DO-IT Japan
共催:マイクロソフト株式会社
    東京大学バリアフリー支援室
協力:ソフトバンクモバイル株式会社 
後援:文部科学省・厚生労働省・経済産業省・総務省(予定)

DO-IT Japan役員
会長:中邑 賢龍 (東京大学 先端科学技術研究センター 特任教授)
副会長:福島 智 (東京大学 先端科学技術研究センター 助教授)
副会長:渡辺 崇史 (日本福祉大学 情報社会学部 助教授)
副会長:河原 ノリエ (ジャーナリスト、産業技術総合研究所 研究支援アドバイザー)
事務局長:巖淵 守 (広島大学大学院 教育学研究科 助教授)
顧問:Sheryl Burgstahler (ワシントン大学 DO-ITプロジェクト ディレクター)
顧問:Alan Newell (ダンディ大学 名誉教授)


■ DO-IT大学体験プログラム 概要
<1>実施日程
 2007年7月25日(水)~7月29日(日)

<2>実施場所
 東京大学先端科学技術センター (東京都目黒区駒場4-6-1)

<3>対象者
 大学進学を目指す障害のある高校生
 (学年、障害の種類や程度、希望大学は問いません)

<4>おもなプログラム
 ITをはじめとするテクノロジーを使っての学習講座
 東京大学での講義受講、研究室訪問
 マイクロソフト訪問
 米国DO-IT参加者とのビデオカンファレンス 等

<5>問合せ先
 東京大学 先端科学技術研究センター
 バリアフリープロジェクト 中邑研究室
 電話: 03-5452-5064、090-8711-8522
 E-mail: info@doit-japan.org
 HP: http://doit-japan.org/


◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
マイクロソフト株式会社 Webサイト< http://www.microsoft.com/japan/ >
マイクロソフトコーポレーション Webサイト< http://www.microsoft.com/ >

*Microsoft は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です

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