モーニングスター子会社、検索連動型広告を一元管理する最適化ツールを提供
エージェント・オールが検索連動型広告を一元管理する最適化ツール「BidBuddy」を導入
~ 国内初、リスティング広告を成果報酬型ベースでサービス開始 ~
投資信託評価情報をはじめとした各種金融情報を提供するモーニングスター株式会社の子会社で、インターネット広告代理業を手掛けるエージェント・オール株式会社(以下「エージェント・オール」)は、欧州におけるSEM(サーチ・エンジン・マーケティング)(※1)市場最大手のThe Technology Works(以下「テクノロジーワークス社」)が開発した、検索連動型広告を一元的に管理・運用することができる最適化ツール、『BidBuddy(TM) (ビッドバディ) 』のサービス提供を開始致しました。
これにより、検索エンジンを問わず、有効な検索キーワードの作成や入札価格の更新、出稿する時間帯の設定、出稿した広告の効果測定を自動で実行することが可能となります。尚、リスティング広告を成果報酬型ベースで提供するのは、今回のサービスが国内初となります。
このたび開始したサービスは、テクノロジーワークス社の販売代理店として「BidBuddy」を日本国内で販売する株式会社ルグラン(以下「ルグラン」)との提携により実現したものです。
「BidBuddy」は、1999年に世界初の検索連動型広告を一元的に管理できる最適化ツールとして開発されて以来、欧州中心に世界中のメディア代理店、SEMを取り扱う企業で採用されており、ヤフー(オーバーチュア)やグーグル、MSNなどの主要検索エンジンの広告を一元管理することが可能です。
エージェント・オールが今般「BidBuddy」を導入した最大の目的は、既に欧米では主流となりつつあるROI(※2)やCPA(※3)目標に基づく「成果報酬型課金モデル」を、日本の広告主に対しても幅広く提案するために必要な広告管理体制を強化することにあります。これにより、広告支出の増加が広告代理店の増収につながるという「従量料金モデル」の矛盾から脱却し、「広告効果の最大化」という共通のゴールに向かって、広告主と広告代理店が共に利益を享受できるという新たな関係の構築を目指します。
当初は、当社の親会社であるSBIホールディングス株式会社およびそのグループ企業を中心に成果報酬型課金モデルに基づくリスティング広告提案を実施し、その後は、グループ外の企業に対しても幅広く提案を行って参ります。
エージェント・オールは、SBIグループにおける広告・マーケティング関連のハウスエージェントとして機能するとともに、SBIグループ内外を問わず全てのクライアント企業に付加価値の高いサービスを提供してまいります。
(※1.) SEM: Search Engine Marketingの略で、PPC広告やGoogleのアドワーズ、Yahooのオーバーチュア、SEOなど、検索エンジンを利用してサイトに訪問者を増やす為のマーケティング手法。
(※2.) ROI: Return On Investmentの略で、利益投資率のこと。特にマーケティングにおいて投じた金額に対してどれだけの成果が得られたのかを表す資料で、「利益÷投下資本」で算出される。
(※3.) CPA: Cost Per Acquisition の略で、顧客獲得単価のこと。広告費用÷新規顧客獲得数=顧客獲得単価
(ご参考)
【BidBuddyの主な機能】
・ 異なる検索エンジンに出稿している検索連動型広告を一元管理。
・ リスティングやアカウント数への制限がなく、大規模クライアントを多数同時に管理する広告代理店でのユーザービリティを重視した設計。
・ 入札価格の更新や広告出稿の曜日・時間帯を自動化することで管理に必要な労力・コストを大幅に削減。
・ 予め設定したROIやCPA目標値の実現に向け、最適な入札価格を計算し自動的に調整することで広告効果の最大化を図る。
・ キーワード提案ツールにより、キーワードの抽出作業から既存キーワードとの重複チェック、コスト試算までを自動化。
・ ヤフー(オーバーチュア)の公認ツールとして、新プラットフォームへの移行対応も完了。