YKK AP、丸・三角など小窓の製作が可能な樹脂射出成型窓「APW230」を発売
業界初、‘射出成型’による新発想の「窓」
「APW230」発売
YKK AP株式会社(社長:吉田忠裕、本社:東京都千代田区、資本金:100億円)は、従来の押出し形材を使った製法とは異なる樹脂射出成型(※1)で製作した全く新しい発想の窓「APW230」を発売します。
「APW230」は、小さな丸・三角といった小窓をいくつか組合わせて使い、住宅の内観・外観にアクセントとなる新しい窓使い提案を可能にします。
数年前より、住宅市場では、幅約30cm程度の小窓が新しいカテゴリーを形成しています。また、これまで四角いカタチが主体の小窓市場に対し、従来の押し出し形材では製作困難な丸など異型窓の要望や、異型のため手間のかかる内装工事の簡素化が求められていました。
今回、サッシの製法としては初となる樹脂射出成型により、これまでの製作限界を超えた、幅28cmの小さな丸や1/4円形の製作が可能となりました。また一体成型のため窓フレームや内装額縁は繋ぎ目がなく、すっきりとしたデザインを実現しました。小さいながらも独自のフレームレス構造により、ガラス面積を広くとることができ、採光面積を確保しています。
構造は内枠・外枠・内装額縁の3ピース構造とLow-E複層ガラス(※2)です。内枠の取り付けヒレは直角形とすることで、複雑となりがちな丸窓の躯体工事と施工を容易にしました。価格は色やカタチを問わずすべて同一です。複数の小窓をあたかも一つの窓のように組合わせて使い、これまでにない新しい感性の窓デザインを提案します。
※1 樹脂射出成型:プラスチック材料を200℃~250℃位に溶かし高圧で型に流して成型する製法です。
※2 Low-E複層ガラス:2枚のガラスの間に放射率の低い特殊な金属膜をコーティングしたガラス。断熱性に優れています。
「APW(エーピーダブリュー)」は、YKK APが展開している新しい窓事業ブランドの名称です。消費者が「窓」を選ぶ時代をつくることを目指し、今までにない窓の新しい価値を提供します。
[ 商品名 ]
「APW230」
[ 構造 ]
一体成型による内枠・外枠・内装額縁の3ピース構造+Low-E複層ガラス
[ 商品特長 ]
・窓と窓を組合わせて使う新しい感性のデザイン窓
・樹脂射出成型により、押出形材の曲げ加工での最小限界を超えた、幅28cmの丸窓など5アイテムの品揃え
・一体成型による繋ぎ目のないすっきりとした窓フレーム・内装額縁
・室内側からは窓フレームが見えないフレームレス(隠し框)構造によりAPW特有の上質な室内空間を演出
・異なるカタチの窓と窓を組合わせてもフレーム見付寸法や内観ガラス面が統一された見え掛りとなり、組合わせての使用が美しい窓デザインをつくります。
・躯体造作が複雑になりがちな丸FIX窓は、取り付けヒレを矩形とすることで、水平・垂直な間柱・窓台への取り付けが可能(特許申請中)
・本体枠9色の豊富なカラーバリエーション
・多彩な住宅外観への対応。屋根勾配に沿わせたり、ファサードへの抽象的表情を付加するワンポイント使いや、ライン上に窓を配置するライン使いなど。
・防犯対応:全アイテム侵入防止に有効なサイズ
(ガラスを割られても体が通過しにくい有効開口寸法の採用)
・本体3ピース構造+Low-E複層ガラス、標準装備の窓組み立て完成品
・一体成型の内装額縁により、施工が困難なカタチも簡単な内装仕上げを実現
・APW10年保証
[ 基本性能 ]
断熱性:H-5 耐風圧性:S-3 水密性:W-4
気密性:A-4 遮音性:T-2
[ 色柄 ]
・本体 基本5色 - ステン・グレイ・ブラウン・ブラック・ホワイト
アクセントカラー4色 - レンガ(赤茶)・ブルー・グリーン・ベージュ
・内装額縁 - ミルキーホワイト
[ 価格 ]
6窓セット使い(推奨): ¥176,400(1窓あたり¥29,400)
※価格はメーカー希望小売価格、消費税込み、Low-E複層ガラス・内装額縁含む、搬入費・施工費は含まれません。
※カタチ・色を問わずすべて同一価格です。
[ 発売地域 ]
全国
[ 発売日 ]
2007年4月2日
[ 初年度売上目標金額 ]
2億円
< 読者からのお問い合わせ先 >
YKK AP株式会社
お客様相談室
TEL: 0120-72-4134
URL: http://www.ykkap.co.jp