富士フイルム、富士ゼロックスのプリンターを活用し写真出力ビジネスを拡大
プリンターのバリエーションが広がり、店頭でのサービスメニューも多様化!
富士フイルム 富士ゼロックスのプリンターを活用し、写真出力ビジネスを拡大
富士フイルム株式会社(社長:古森重隆)は、富士ゼロックスのカラープリンターを利用したゼログラフィー出力方式(*1)による新たなプリントサービスの開発をすすめ、今秋より、富士フイルムイメージング株式会社(社長:杉原和朗)を通じて展開いたします。
富士フイルムは、近年のデジタルカメラの普及に対応し、デジタルミニラボ「フロンティア」を活用した銀写真方式(*2)による写真プリントサービスを中心に、「お店プリント」の普及拡大を進めています。また、昇華型熱転写出力方式によるキオスク型即時プリント端末など、お客様の様々なニーズや店頭ロケーションに合わせたプリントサービスもご提案しています。
現在、富士フイルムは、デジタルミニラボ「フロンティア」のシステムに、ゼログラフィー出力方式の富士ゼロックスのカラープリンターを組み合わせた新たなシステムの開発を進めており、今秋の商品化を目指しています。
フロンティアに搭載している富士フイルム独自のデジタル画像処理技術「Image IntelligenceTM」(*3)やカラーマネージメントの技術により実現できる高品質と、両面印刷や様々な種類の用紙へのプリントが可能な富士ゼロックスのカラープリンターの汎用性の高さを組み合わせることで、幅広いニーズに合わせたプリントサービスをフロンティア導入店を中心に提案してまいります。
新プリントサービス第一弾として、「旅行」「誕生」「卒入学」「発表会」等、節目やイベント毎に大切な思い出を1冊の本に仕上げられるサービス「フォトブック」の展開を本年秋より予定しています。
なお、「フォトブック」については、3月22日~25日まで東京ビッグサイトで開催される「フォトイメージングエキスポ2007」に参考出品いたします。
富士フイルムは、イメージング分野のリーディングカンパニーとして、今後も富士フイルムグループの高度な技術力・ノウハウを最大限に活用し、多様なプリントサービスを開発・提案してまいります。
*1:静電気を利用して紙面に複写する、電子写真複写法。乾式複写。
*2:支持体上にハロゲン化銀と発色剤を含む写真感光材料に露光した後、現像処理して得る写真プリント方式。
*3:Image IntelligenceTMには撮影時の被写体を自動解析し、「状況」「意図」を判定する「シーン解析アルゴリズム」と、そのシーンに合った補正を加え、最適な画像へと変換する「画像表現アルゴリズム」が組み込まれています。このため、逆光シーンやハイコントラストシーン、アンダー・オーバーシーンの補正など、従来では手間が掛かる補正作業を必要としたシーンからも自動的に超高画質の仕上がりが得られます。
記
1.新プリントサービス内容
第1弾として、デジタルカメラで撮影したさまざまな画像をオリジナルの1冊の本に仕上げる「フォトブック」サービスの展開を予定しております。
2.新プリントサービスの特長
富士フイルムと富士ゼロックスの下記の技術により、高画質で利便性の高いサービスを提供します。
(1)当社独自のデジタル画像処理ソフトウェアImage IntelligenceTMの活用。
(2)両面印刷が可能で、用紙汎用性の高いゼログラフィー出力方式による富士ゼロックス製カラープリンター。
3.展開時期
本年秋からを予定。