三菱電機、前面からリボンカートリッジが交換できるビデオコピープロセッサーを発売
前面からリボンカートリッジが交換できるオートローディング方式を搭載
三菱ビデオコピープロセッサーCP30発売のお知らせ
三菱電機株式会社(執行役社長:下村 節宏)は、昇華型熱転写方式の医用システム用プリンターとして、リボンカートリッジをワンアクションで本体に装着・脱着できる独自の「オートローディング方式」により操作性を向上した、RGBアナログ信号対応の高性能ビデオコピープロセッサーを4月1日から発売します。
【 発売の概要 】
商 品 名:三菱ビデオコピープロセッサー
形 名:CP30
希望小売価格(税込み):396,900円
発 売 日:4月1日
月産台数:500台
【 発売の狙い 】
病院内の医用機器は、装置の高機能化とともに、小型化による省スペース化が進んでおり、搭載される画像出力プリンターには高画質、高速のみならず操作性の向上が強く求められています。
そこで当社は、高画質と高速プリントおよび本体サイズの小型化を実現し、ユーザー視点に立って使いやすさを追求した昇華型熱転写方式のRGBアナログ信号対応ビデオコピープロセッサーの新製品を発売します。既に販売中のデジタルタイプ(CP30D)と合わせ、医用システム用高画質プリンターのラインアップを拡充します。
【 新製品の特長 】
1.独自の「オートローディング方式」により、リボンカートリッジの簡単装着を実現
独自の「オートローディング方式」により、前面のスロットにリボンカートリッジを入れるだけのワンアクション簡単装着を実現しました。さらにインクがなくなると使用済みカートリッジが自動的に外に出ますので、引き出しを開け閉めするなどの面倒な取り替え操作が不要です。
外形は、容積、質量共に当社従来機種CP900比で3分の2の小型軽量化を実現しています。
2.新開発のヘッド制御エンジンと423DPIサーマルヘッドで、高画質・高速プリントを実現
新開発のヘッド制御エンジンが、新開発の423DPI※1高解像度サーマルヘッドを、16ビットのワイドダイナミックレンジで瞬時かつ最適に熱制御します。これにより、スメアー※2のほとんどない鮮明な階調表現を実現しました。
さらに、新制御エンジンでは、隣接するドット間相互の熱影響も抑制可能となり、医用画像に多い黒を背景とした白文字など、微小な領域もくっきりと再現します。また、プリント時間は、カットペーパー方式でSサイズ16秒と業界最速レベルの高速プリントを実現しています。
※1:Dot Per Inch 解像度の単位で、1インチあたりのプリント画素数を表す
※2:熱転写方式プリンターにおいて、色がにじんだように見える(印刷縦方向に発生しやすい)色ダレ現象。
3.確実な装着、取り出しやすい広い間口、排出口照明など操作性を大幅に向上
ペーパーカセットの挿入口を台形状にし、確実な装着を実現しました。また、プリントアウトしたペーパーが取り出しやすい広い間口のペーパーキャッチャー、暗い室内でもプリント状況が確認できるペーパー排出口照明などを採用し、操作性の向上を大幅に図っています。
*詳細は添付資料をご参照ください。
【 製作担当工場 】
〒617-8550
京都府長岡京市馬場図所1
三菱電機(株)京都製作所営業部VCP営業課
電 話 075-958-3094
【 お客様からのお問い合わせ先/カタログ請求先 】
〒100-8310
東京都千代田区丸の内2-7-3(東京ビル)
三菱電機(株)映像情報営業部プリンター営業課
電 話 03-3218-6097
以 上