凸版印刷、「TOPICA」で大容量コンテンツの配信を安定化させるサービスを提供
凸版印刷、「TOPICA」の新サービスとしてクラビットの「ブロードメディア(R) CDN」を提供開始
~動画や音楽などのリッチコンテンツの配信を安定化させる機能を提供~
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)が運営するインターネット・データセンター「TOPICA」は、クラビット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本 太郎、以下 クラビット)が提供する動画や音楽などの大容量コンテンツの配信を安定化させるサービス「ブロードメディア(R) CDN」を販売開始します。
本サービスは、クラビットの「ブロードメディア(R) CDN」を凸版印刷が販売代理店として「TOPICA」サービスを利用する企業に提供するものです。
光ファイバーやADSLなどブロードバンド回線の普及にともない、高精細な動画や音声など、大きなファイル容量を必要とする「リッチコンテンツ」の配信が一般的になってきました。リッチコンテンツの利用経験者が約1,000万人をこえるといわれ、リッチコンテンツの配信ビジネスへ参入する企業も急増しています。
一方で、リッチコンテンツの配信サービスでは、急なアクセス集中によるサービスの停止や遅延が、ビジネス展開する上で大きな問題になっています。しかし、アクセス集中によるサービス停止や遅延を回避するためには、各サービス提供企業が多大なコストをかけてサーバーや通信機器などの設備を増強する必要がありました。
この市場ニーズに対応するため「TOPICA」では、リッチコンテンツ配信ビジネスを手掛ける企業向けに、配信を安定化させるサービス「ブロードメディア(R)CDN」を提供します。本サービスの利用企業は、インターネット上に複数配置された配信機器によるネットワークを活用し、自社で設備を導入する場合に比べ安価に、アクセスの負荷を分散しながら、コンテンツを安定的に配信できます。
今後も凸版印刷は、インターネット・データセンター「TOPICA」の機能の拡充をすすめ、安定したセキュリティ性の高いインターネットビジネスをサポートしていきます。また、クラビットは、ブロードバンドを利用したコンテンツの安定配信に積極的に取り組んでまいります。
<本サービスの特長>
・クラビットのサービス「ブロードメディア(R) CDN」を凸版印刷が提供します。
・大量アクセス向けの「ブロードメディア(R) CDN+R」と小規模用の「ブロードメディア(R) CDN Entry」の2サービスコースを用意。ビジネスの状況に応じた適切な規模での利用が可能です。
・コンテンツの分散配信により、アクセス集中によるWEBサイトの「重たい」、「見えない」、「途切れる」といった問題が解消されます。
・配信の方式は、キャッシュ配信や、ストリーミング配信、ダウンロード配信などに対応しています。
<販売価格>
・「ブロードメディア(R) CDN Entry」
初期費用:50,000円~、月額運用:26,800円~
・「ブロードメディア(R) CDN+R」
初期費用:50,000円~、月額運用:50,000円~
※契約期間、必要帯域などの設定によって価格は変動します。
■データセンター「TOPICA」の概略
企業のインターネットサーバ構築や、運用を受託するアウトソーシングビジネスとして1996年10月からサービスを開始。累計で350社以上の企業に活用いただいています。(2007年2月末現在)
以 上