第一三共ヘルスケア、トラネキサム酸配合の「しみ改善薬」が製造販売承認を取得
トラネキサム酸配合「しみ(肝斑(かんぱん))改善薬」承認取得のお知らせ
第一三共ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区、社長:井手口盛哉)は、かねてよりトラネキサム酸配合の「しみ(肝斑)改善薬」(一般用医薬品)の研究開発を進めてまいりましたが、この度、当該製品の業務委託先であるダイト株式会社(本社:富山市、社長:笹山眞治郎)が本年6月21日に製造販売承認を取得しましたので、お知らせします。
当該製品は、新ブランド「トランシーノ(R)」の名称にて現在、発売の準備を進めております。
トラネキサム酸による「しみ(肝斑※1(かんぱん))」の改善については、以前から皮膚科医の間でその効果が認められており、文献においても報告されておりましたが、治療効果については正確に検証されておりませんでした。
当社では、しみに効果のある既存成分にトラネキサム酸を追加配合した製剤を新たに開発、臨床試験を通じてその効果を確認し、このたび日本で初めて「しみ(肝斑に限る)」の効能をもつ医薬品として承認されました。
なお、製品の詳細(価格、広告宣伝、売上見込等)につきましては、発売発表時にあらためてご紹介させていただきます。
※1:肝斑:女性の顔面に多く生じるしみで、妊娠・経口避妊薬などにより誘発あるいは悪化するので、女性ホルモンが関連して発症するといわれています。紫外線で少し悪化します。薄い褐色でやや大きく、ほほ骨に沿って左右対称にできるのが特徴的です。高齢者ではほとんど見られないといわれています。また、レーザー治療で悪化するといわれています。
当社では、肝斑の専門情報サイト「かんぱんINFORMATION:www.kanpan.info」にて詳しくご紹介しています。