凸版印刷とバックスグループ、販促一括サポートなど店頭プロモーション分野で提携
凸版印刷とバックスグループが提携、店頭プロモーション分野で新サービスを提供
~メーカーと店頭(売場)を直結、販促ツールの設置から店頭調査・分析までトータル・サポート~
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)と株式会社バックスグループ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田努、以下 バックスグループ)は、店頭プロモーション分野で提携し、各店舗における店頭販促ツールの設置やイベント実施から、それらの効果測定・分析までを行う、「フィールドマーケティング」ソリューションを2007年7月上旬より提供開始します。
<背景とねらい>
インターネットをはじめとするメディア環境の進化により、生活者の情報収集・購買行動も大きく変わってきています。マーケティング分野においてもウエブ2.0と呼ばれる新しい手法が登場し、従来のマスメディア中心の企業広告、宣伝・販売促進戦略も見直されてきています。
このような環境の中、企業のプロモーション手法として消費者へ直接訴求を行い、購買意欲を高める施策が重要になっています。生活者と商品の大きな接点である「店頭」におけるプロモーションにますます注目が集まっています。しかしながら、「店頭(販売現場)」における各種プロモーションは、その運用・効果測定にかかるコスト(特に人的な負荷)が高く、多くの企業にとって実施する際の課題となっていました。
この課題に対して、凸版印刷とバックスグループは、凸版印刷が持つ店頭プロモーション企画やツール開発・製作に関するノウハウと、バックスグループが持つ営業・販促支援サービスにおける企画・運営、全国規模での人材マネジメントノウハウとを融合させたサービスを展開します。
具体的には、店頭での販促ツールの設置から、実演販売、店頭調査・分析までを一貫した「フィールドマーケティング」サービスを提供し、企業の店頭プロモーションをサポートします。
さらに、企業が顕在化し得なかった「店頭」情報をリアルタイムで収集・分析するスキームを保有することにより課題を明確化し、企業と店頭、企業と生活者を結ぶ新たなトータルマーケティングソリューションを提供します。
<サービス概要>
添付資料をご参照ください。
<主な特長>
1)店頭(フィールド)へヒューマンリソースを展開
・各店舗へPOP設置や棚替えを行うヒューマンリソース(ラウンダー)を展開
・各店舗に販売応援、デモ販売を行うヒューマンリソース(フィールドスタッフ)を展開
・店頭状況の調査、データ収集を行うヒューマンリソース(ミステリーショッパースタッフ)を展開
・収集した店頭状況のデータ分析し、クライアント企業へマーケティングソリューションを提供
2)リアルタイムでのフィードバック
・刻々と変化する店頭状況をIT技術の活用により、リアルタイムにクライアント企業へフィードバック
<販売対象>
本サービス単体での提供だけでなく、企画から製造・効果検証、更に新たな企画提案に至るまでの一貫したサービスを提供し、店頭プロモーション全ての場面でクライアント企業のニーズに対応します。
・飲料、酒、食品、化粧品、トイレタリー、医薬品、日雑品などの各種企業
・クレジットカード業界、銀行、保険、証券などの各種企業
・流通業界(GMS・スーパーマーケット・百貨店・家電量販店・ドラッグストアなど) の各種企業
<今後の展開>
凸版印刷とバックスグループは、両社の既存顧客に対して、本サービスの提供・拡販を図るとともに、協力して新規顧客の開拓をめざします。さらに今後も購買接点である店頭を重視し、クライアント企業のニーズを先取りしたソリューションの開発、提供を進めます。
<バックスグループについて>
全国に5万人を超える登録スタッフと27ヶ所の拠点網(平成19年6月19日現在)を有する「営業・販売支援の総合アウトソーシング企業。バックスグループの営業・販促支援アウトソーシングサービスは、BtoC企業と販売チャネル・消費者という流通構造の間に立ち、販売チャネルとの良好な関係の構築と、消費者に対する直接商品訴求による購買促進を実現しています。
<凸版印刷について>
1900年創立の総合印刷会社。情報コミュニケーション(証券・カード/商業印刷)、出版印刷、パッケージ、産業資材、エレクトロニクス、オプトロニクスの7部門で事業を展開。特に商業印刷領域では、セールスプロモーション分野における店頭販促、マーケティング施策の企画立案から実施、関連する店頭販促ツールの開発・製作まで幅広い範囲でトータルソリューションを提供し、BtoC企業を中心に多数の企業で採用されています。
以 上