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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2007'07.09.Mon

米シーゲイト、デスクトップPCなど向けに1テラバイトのHDDを発表

シーゲイト社、1テラバイトのHDDを発表
爆発的な成長を続けるデジタル・コンテンツに対応


【2007年6月29日】ハードディスクドライブ(HDD)の世界的なトップメーカーであるシーゲイト・テクノロジー(本社:米カリフォルニア州スコッツバレー、NYSE略号:STX、以下シーゲイト社)は、1TB(テラバイト)のHDDを発表しました。デジタル・コンテンツの急成長が続く中、この新しいHDDは容量、パフォーマンス、信頼性のすべてを併せ持ち、エンタープライズおよびデスクトップPCアプリケーション分野への幅広い用途に対応しています。

 家庭やオフィスにおけるデジタル・コンテンツの爆発的成長は、HDDストレージの大容量化を促す大きな要因となっています。ビジネスユーザ、個人ユーザともに、高解像度ビデオや音楽、ブログ、ポッドキャスト、CAD(コンピューター支援設計)をはじめ、重要な企業経営データ、アーカイブ処理した電子メール、データベース、ファイルサーバーデータやその他の大容量グラフィックファイルなど、膨大な量のデジタル・コンテンツを制作し消費しています。シーゲイト社は、家庭から携帯、自動車、オフィスまで、世界的に随所で見られるデジタル・コンテンツ需要の増大に応えるため、業界の最先端を行くHDDの開発に力を入れてきました。

 ガートナー社の研究担当副社長ジョン・モンロー氏はこのように述べています。
 「企業のネットワークおよびホーム・エンタテインメント・センターの大容量ストレージ需要は、とめどなく拡大を続けています。歴史家は1TBドライブの登場を業界にとっての重大な転換点ととらえるかも知れませんが、ユーザからすれば当然の成り行きにすぎません。将来、1TB(およびそれ以上)のドライブが、世界のほぼすべてのTV受像機やマルチユーザ環境に、内蔵あるいは外付けで『標準装備』される日が来ると私たちは確信しています」

 第2世代垂直磁気記録(PMR)方式を採用した業界唯一のデスクトップおよびエンタープライズ向けHDDであるBarracuda 7200.11とBarracuda ES.2は、容量が1TB、回転速度は7,200rpm、平均シーク時間が8.5ms。キャッシュは最大32MBです。そして業界をリードするシーゲイト社の5年製品保証期間が付いています。
 シーゲイト社の最新HDDは、1TBのデータを4枚のディスクに記録します。容量が大きいだけでなく、作動温度が低く、消費電力が少ないという特徴があり、それがドライブの寿命の向上に貢献しています。


■大容量エンタープライズ・ストレージのフラッグシップ:Barracuda ES.2

 Barracuda ES.2は、ビジネス・クリティカルおよびニアライン・エンタープライズ・ストレージ環境向けに最適化されたHDD製品で、デザインも一新されました。
 具体的には、ネットワーク型および階層型ストレージ・ソリューション、リファレンス/コンプライアンス・ストレージ、ディスク間バックアップ&リストア、アーカイブ・ソリューション、リッチメディア・コンテンツ・ストレージおよびコラボレーションなどに向いています。

 Barracuda ES.2にはパフォーマンス、信頼性、容量およびエネルギー効率に改善をもたらす堅牢性の高い新機能が取り入れられました。そのひとつが、高密度記録マルチドライブ・システムにおいてパフォーマンスを維持する、新しいRVFF(Rotational Vibration Feed Forward=回転振動フィード・フォワード)システムです。また、回復不能なエラー率は業界最高レベルで、標準的なデスクトップ用ドライブの10分の1、MTBF(平均故障間隔)は1日24時間、週7日の連続稼動時で120万時間に達するなど、信頼性を高めています。

 Barracuda ES.2の導入により、シーゲイト社はSATAに加えてSASインターフェイスをオプションで提供する最初のプロバイダとなりました。SASは、ビジネス・クリティカルおよびニアライン・エンタープライズ・ストレージ環境において、高度の信頼性、データ保全性およびパフォーマンスを発揮します。SATAとSASの選択肢が用意されることで、ソリューション・ビルダーとOEMにとってシステム設計/統合面での柔軟性が向上します。

 Barracuda ES.2にはシーゲイト社の新しいPowerTrimテクノロジが組み込まれ、これによってドライブの消費電力をあらゆる動作レベルで動的に管理しています。
 PowerTrimによってBarracuda ES.2では、ドライブの総合消費電力を20%低減、ギガバイトあたりワット数を55%下げてクラス最高レベルを実現、データ・センターに求められる消費電力に関する厳しい制約に関して、IT担当者が抱えるジレンマの緩和に寄与します。


■デスクトップ・ストレージ:Barracuda 7200.11

 定評のあるBarracudaは、メインストリームからハイパフォーマンスPC、ゲーム用PC、ワークステーションおよびデスクトップRAIDに至るまで幅広いコンピューター・アプリケーションにおける業界標準のHDDです。PMRドライブ累計出荷が4,200万台を超え、実績のあるテクノロジとコンポーネントで裏付けられた11世代目のBarracuda 7200シリーズHDDにより、シーゲイト社では、ドライブの耐久性確保に欠かせない最高度の品質と信頼性を誇る1TBドライブを量産する体制が整いました。

 Barracuda 7200.11は大容量デスクトップHDDの中で卓越した性能を誇ります。
 連続データ転送速度は105MB/sとかつてなく高速で、このクラスをリードしています。しかも、アイドル時の消費電力は8W。Barracuda 7200.11はエネルギー効率に優れているだけでなく、作動温度が低く、信頼性が向上しています。
 Barracuda 7200.11は静粛性の面でも業界をリードしており、動作音は27dB、人の耳ではほとんど聞き取れないレベルです。

 Barracuda ES.2および7200.11の出荷は第3四半期に開始予定です。1TB Barracuda 7200.11のメーカー希望小売価格は399.99ドルです。


 家電製品およびビデオアプリケーション向け1TB HDD:大容量化を推進シーゲイト社は、デジタルエンタテインメント、セキュリティおよび監視システム市場向けに、各アプリケーション固有のニーズを考慮して設計したHDDを提供している唯一のHDDメーカーです。シーゲイト社はこの分野に新しい1TBプラットフォームを取り入れ、商品レンジを拡大する予定です。詳細については、新製品が完成した段階で発表します。


■シーゲイト社について
 シーゲイト社は、エンタプライズ、PC、ノートブック、およびコンシューマーエレクトロニクス(CE)製品向けにハードディスクドライブを設計、製造、販売する世界のトップ企業です。当社は世界中で急増する情報ストレージ需要を満たすため、定評ある製品、顧客サポートおよび信頼性の提供を理念としています。シーゲイト社は、世界各地で事業展開しているほか、http://www.seagate.com(英語)、http://www.seagate.co.jp(日本語)でも情報提供しています。

 シーゲイトおよびシーゲイト・テクノロジー、シーゲイトのロゴマークは、Seagate Technology LLCの登録商標です。DAVEテクノロジーは、Seagate Technology LLCの商標または登録商標です。その他のブランドおよび製品名は、各所有者の商標または登録商標です。ハードディスクに言及する時には、1ギガバイトおよびGBは10億バイト、1テラバイトおよびTBは1兆バイトを、それぞれ意味します。アクセス可能な容量はオペレーティング環境やフォーマットにより異なります。ここに記されているさまざまなアプリケーション向けの容量は参考を目的としたものです。実際の容量は、ファイルサイズやフォーマット、ソフトウェアの特長やアプリケーションにより異なります。

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