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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.11.Tue
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2007'07.09.Mon

J.D.パワー、「2007年米国自動車商品魅力度(APEAL)調査」結果を発表

米国の新車魅力度調査、
セグメント別ランキングでホンダが最多の1位受賞
2007年米国自動車商品魅力度(APEAL)調査


 CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー アジア・パシフィック(本社:東京都港区、代表取締役社長:蓮見南海男、略称:J.D. パワー)は、2007年米国自動車商品魅力度(Automotive Performance, Execution and Layout、略称APEAL)調査の結果を発表した(注)。
 注:昨年までは「米国自動車商品性評価調査」

 当調査は米国の新車所有者を対象に、乗用車およびライト・トラックを購入もしくはリース契約してから90日後の車の性能、デザイン、装備、仕様などに関する商品魅力度についてユーザー評価を調べるものである。12回目となる今年は2007年2月から5月にかけて郵送調査を実施し、2007年型車を購入・リース契約した91,000人以上から回答を得た。

 当調査は6月7日に今年の結果を発表した米国自動車初期品質調査と対をなすものである。初期品質調査では新車の購入/リース契約後の90日間における不具合をユーザーに指摘してもらうが、魅力度調査は同一期間内にその車にどの程度満足しているかを調べている。


◆魅力度の高いモデルでは、メーカーは値引きを低く抑えることが可能◆

 魅力度の高いモデルではメーカーや販売店は値引きを低く抑えることが可能になることが、今回の調査によって明らかになった。スコアが1,000ポイント満点中800ポイント未満のモデルを購入した人は販売店から平均で約2,000ドルの値引きを受けているが、800ポイント以上のモデルを購入した人に対する値引きはそれより10%程度低い。

 当調査の責任者であるJ.D. パワー・アンド・アソシエイツ(J.D. パワー アジア・パシフィックの米国本社)のディレクター、ニール・オッデスは「顧客に強くアピールする魅力度の高いモデルは通常需要が高いので、メーカーや販売店は販売促進のための大幅な値引きをする必要が無くなる。大幅な値引きはモデルの収益性を下げる。そのため必要不可欠な装備や魅力的なデザインにより新車購入者を引き付けることがメーカーにとって重要となる。それによって顧客に対する大幅な値引きの必要性を減らすことが可能となる」と述べている。

 今年のセグメント別ランキング(モデル別評価を車両セグメントごとにまとめたもの)では、ホンダが4セグメントで第1位となった。1位のモデルは、フィット(同率1位)、CR-V、リッジライン、オデッセイで、4セグメントでのトップは調査対象ブランドの中で最多である。

 次いで、BMWとメルセデス・ベンツが3セグメントで、フォード、日産、フォルクスワーゲンが2セグメントで第1位にランクされた。1位となったモデルは、BMW が3シリーズ、6シリーズ、X5、メルセデス・ベンツがEクラス、Sクラス、GLクラス、フォードがマスタング、エッジ、フォルクスワーゲンがジェッタ、GTI、日産がアルティマ・セダン、アルマーダである。

 また今回のセグメント別ランキングでは、多数の新型車およびフルモデルチェンジ車がトップにランクされている。新型車・フルモデルチェンジ車でトップに立ったのは10モデルで、それらは、BMW・X5、キャデラック・エスカレードEXT(同率1位)、フォード・エッジ、GMC・シエラLD、ホンダ・フィット、ホンダ・CR-V、メルセデス・ベンツ・GLクラス(同率1位)、メルセデス・ベンツ・Sクラス、日産・アルティマ・セダン、トヨタ・ヤリス(同率1位)だった。

 以上の他にヒュンダイ・アゼラとポルシェ・ケイマンがセグメント別ランキング第1位となっている。

 オッデスは「通常、新車の魅力度スコアはデザインの新鮮さや革新的な技術によって市場投入時に最も高くなる。そのため新型モデル投入時に高い魅力度を実現させることは、メーカーにとって不可欠といえる。魅力度が高いモデルはより多くの粗利益を見込め、より速いペースで販売できる」と述べている。「今回セグメント別ランキングで1位になったフルモデルチェンジ車のメルセデス・ベンツ・Sクラス(注)とホンダ・CR-Vは、今年の初期品質調査でも各セグメントでトップに立っている。旧型モデルの経験から学んだことを新型モデルの初期品質と魅力度の両方で活かすことができた良い例といえる」(オッデス)。
 注: 初期品質調査のセグメント別ランキングでは同率1位

 また、セグメント別ランキングで複数年にわたりトップにランクされているモデルは、日産・アルマーダ(今年で4年連続)、フォード・マスタング、ホンダ・リッジライン、ホンダ・オッデセイ(以上3年連続)、ポルシェ・ケイマン、ヒュンダイ・アゼラ(以上2年連続)だった。この中で、フォード・マスタングとメルセデス・ベンツ・Eクラスは初期品質調査でも1位になっている。

 ブランド別ランキングでは3年連続でポルシェが第1位となった。昨年から最も向上したブランドはサイオンだった。


 調査結果の詳細は、J.D. パワー・コンシューマーセンターに掲載している(英語のみ)。 www.jdpower.com


<株式会社J.D. パワー アジア・パシフィックについて>
 当社は米国J.D. パワー・アンド・アソシエイツの日本を含むアジア地域でのビジネスの拠点として1990年に設立された。自動車業界を始めコンピューター、通信関連、OA機器、サービス産業、金融など様々な業界において顧客満足に関する調査やコンサルティングを実施している。ISO9001およびプライバシーマーク取得。会社概要や提供サービスなどの詳細は当社ウェブサイト www.jdpower.co.jp まで。


<J.D. パワー・アンド・アソシエイツについて>
 ザ・マグロウヒル・カンパニーズの一部門であるJ.D. パワー・アンド・アソシエイツ(本社:米国カリフォルニア州ウェストレイク・ビレッジ)は、マーケティング・リサーチ、生産・販売予測、コンサルティング、教育・トレーニングおよび顧客満足度調査を実施している国際的な情報サービス企業である。数百万人の消費者からの回答をもとに品質や顧客満足度に関する調査を毎年行なっている。ISO9001取得。


<ザ・マグロウヒル・カンパニーズについて>
 1888年に設立されたザ・マグロウヒル・カンパニーズ(NYSE: MHP)は、スタンダード&プアーズ、マグロウヒル・エデュケーション、ビジネスウィーク、J.D. パワー・アンド・アソシエイツなどを通じて金融サービス、教育、ビジネスに関する情報を提供している国際的な情報サービス企業である。世界40カ国に280カ所以上の拠点を有し、2006年の売上高は63億ドルにのぼる。詳細はウェブサイト www.mcgraw-hill.com まで。


(※ 参考資料は関連資料を参照してください。)

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