日本IBM、東京・晴海事業所内で最大級のブレードサーバー検証施設を運用開始
国内最大級のブレードサーバー検証施設の運用を開始
日本IBM(社長:大歳卓麻、NYSE:IBM)は、IBMビジネス・パートナーがIBMのブレードサーバー環境を検証できる施設「ブレードセンター・コンピテンシー・センター(BladeCenter Center of Competency、以下:BCoC)」を日本IBM晴海事業所内(東京都中央区)に開設し、本日より運用を開始することを発表しました。
BCoCは常時100台以上のIBM(R) BladeCenter(R)を配備する、国内最大級のブレードサーバー検証施設です。IBM BladeCenter上でのシステム環境の検証をはじめ、SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)によるストレージ環境、10ギガビット・イーサネットやInfinibandによる高速ネットワークを利用した接続検証が可能です。また、BCoCに併設のIBMシステム製品検証施設「SCoC(Systems Center of Competency)」に設置されているサーバーならびにストレージを利用した、大規模かつ異機種混合環境でのさまざまな検証をすることができます。加えて、30社以上のスポンサー企業の持つ製品、ソリューションを活用した検証を行うことが可能です。
当検証施設はIBMビジネス・パートナーを対象とした会員向けに提供されます。今回新たにブレードサーバー環境のみを利用するためのBCoC会員を新設したことに加え、従来のSCoC会員もBCoC環境の追加利用が可能になります。これらの会員は簡単な予約手続きで24時間365日の間この検証環境を利用できます。またIBMはこれらの会員に対し、検証環境の事前準備や検証中のテクニカル・サポートの提供、検証1案件につき予約期間中自由に利用できるプロジェクトルームの貸し出しを実施します。
【 「ブレードセンター・コンピテンシー・センター(BCoC)」概要 】
場 所:日本IBM 晴海事業所内
東京都中央区晴海一丁目8-10
晴海アイランド・トリトンスクエア オフィスタワーX棟3F
設置機器:IBM BladeCenterを常時100台(最大で142台)
併設するSCoC設置機器を含む接続検証も可能
ご利用条件:BCoC会員、ならびにSCoC会員
(いずれもIBMビジネス・パートナーを対象とした年会費制)
ハードウェア市場におけるブレードサーバー・ビジネスの成長に伴い、グリッドなどの高速計算、仮想化によるサーバー統合やクライアント統合など、ブレードサーバーに求められるシステム要件やソリューションはますます多様になってきています。こうした背景によりブレード・システムでの大規模検証環境のニーズが高まる中、今回IBMはBCoCの開設により、検証環境の提供のみならず、BCoCを利用したお客様やパートナー向けの研修やセミナーを充実させ、市場のニーズに応える幅広いブレード・ソリューションをさらに推進します。
以 上
IBM、BladeCenterはIBM Corporationの商標。
その他の社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
<お問い合わせ先>
お客様:ダイヤルIBM Tel:0120-04-1992
<関連サイト>
IBM BladeCenter トップページ
http://www.ibm.com/jp/servers/eserver/bladecenter/
IBM BCoC トップページ http://www.ibm.com/systems/jp/scoc/bcoc/
IBM SCoC トップページ http://www.ibm.com/systems/jp/scoc/
<ホームページ>
日本IBMトップページ http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース http://www.ibm.com/press/jp/