BMWJ、「ニューBMW 5シリーズ」のセダンとツーリングなどマイナーチェンジ
ニューBMW 5シリーズ 販売開始
装備を大幅に拡充しつつ、魅力的な価格
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役:ヘスス・コルドバ、本社:千葉市美浜区1-10-2)は、ニューBMW 5シリーズ・セダン、ツーリング、M5を6月30日より全国のBMW正規ディーラーで販売開始すると発表しました。
ニューBMW 5シリーズは洗練されたインテリア、エクステリア、安全性および快適性も大幅に向上されています。
【ニューBMW 5シリーズの特徴】
●スポーティかつエレガントを強調したインテリア、エクステリアのデザイン
今回の変更ではスポーツ性と洗練されたエレガントさが融合し、BMW 5シリーズ・セダンおよびBMW 5シリーズ・ツーリングのデザインをいっそう引き立てています。また、洗練された材料と上品なインテリアが上質な快適性を醸し出しています。
●多岐にわたる革新により、運動性能をさらに向上
ニューBMW 5シリーズは、パワフルで優れた運動性能を誇るパワーユニットが搭載されています。ニュー5シリーズの全てのモデルはアルミとスチールの複合ボディを採用しており、重量バランスを50:50に最適化されています。さらに、今回530iでは出力を14馬力向上させながらも燃料消費の更なる削減を実現しました。また、BMW 530xiツーリングに新たに搭載されるインテリジェントなフルタイム4輪駆動システムBMWxDriveにより路面保持性能がさらに向上し、最大限のトラクションを確保します。
●優れた安全性、快適性
またBMW 5シリーズは、安全性および快適性でも多岐にわたる革新的な技術を提供します。アクティブ・ステアリング*、ダイナミック・スタビリティ・コントロール、ダイナミック・ブレーキ・コントロールが標準で装備されています。さらにiDriveコントロール・システムの操作性もさらに高められ、8つのプログラマブル・ボタンが新しく装備されます。魅力的なデザインと人間工学的に理想的な使い良さを両立させた新型ATセレクター・レバーは、スタイリッシュなインテリアを演出します。
*530xi及びM5以外のモデルに標準装備
●装備を大幅に拡充しつつ、魅力的な価格帯
新型5シリーズ全車にアクティブ・セーフティーに貢献するアダプティブ・ヘッドライトやコンフォート・アクセスなどを標準装備にするなど各モデル大幅に標準装備内容の充実を図り装備品レベルを18万円から69万円相当の充実をしながら車両価格は5万円から28万円に抑えました。530iセダンでは従来オプションであったレザー・シート等を標準装備化するなどし、69万円相当の装備品を付加しながらも、車両価格は28万の上昇に抑えて大変魅力的な価格設定にしました。
<メーカー希望小売価格>
(※ 関連資料を参照してください。)
【新たに追加される主な標準装備】
(※ 関連資料を参照してください。)
●エクステリア・デザイン:新たな優雅さを身に付けたスポーティなキャラクター
デザインに新たな特徴を加えるなど、絶え間ない改良を施すことによりBMW 5シリーズ・セダンとBMW 5シリーズ・ツーリングは、いずれもスポーティなキャラクターと洗練された優美さがさらに高い次元で調和しています。例えば特徴的な顔つきを見せるヘッドライトには新たにクリア・ガラスを採用し、ターン・インジケーターもクリア・レンズとなっています。丸型ヘッドライトには、その技術的に洗練されたキャラクターを強調するクロームの縁取りが施されています。
BMWのダブル・キドニー・グリルのフレームはフロントのエア・ダムの表面とフラッシュ・サーフェス化され、またエア・インテークの両脇はヘッドライトのアウトラインと同様に躍動的なラインを描いて切れ上がり、滑らかで調和のとれた、親しみやすいフロント・エンドの表情を形作っています。もうひとつ忘れてはならないのが、バンパーの中央を水平に走るトリム・バーで、このクルマのトレッドの広さと力強く路面をとらえ、ワイド感を強調しています。
セダンとツーリングのいずれにおいても、サイド・シルに沿うように流れる光のラインがボディ側面をさらに細く伸びやかに見せています。これに対しリア・エンドは水平のラインを多用し、力のみなぎるルックスを強調しています。ヘッドライトと同様にテール・ライトにも洗練されたクリア・レンズを新たに採用し、さらに発光ダイオード(LED)式ターン・インジケーターが組み込まれています。そしてなによりも目立つ変更点として、ニューBMW 5シリーズ・セダンのリア・ナンバー・プレートを囲む部分を、より滑らかでくっきりとしたラインに変更しました。
●改良され洗練されたスタイルのインテリア
操作快適性を向上させ、新たなデザインとひときわ洗練された表面素材を採用したことにより、ニューBMW 5シリーズのインテリアはドライバーと乗員がひと目で感じる品質についての新たな基準を打ち立て、素晴らしい「駆けぬける歓び」をもたらします。高級パール・グロス・クローム、スイッチ類の操作性を向上させる手触りのよいラバー・フィニッシュ、ドア・アームレストやドア・パネル、センター・コンソールに施されたパッドなど、すべてのディテールがインテリアに特別なスタイルと高質感をもたらしています。
インテリア・デザインに新たな上品さを漂わせている最も印象的な装飾は、ドア・パネルに施されたツートン仕上げです。上部のブラック・ドア・トリム・バーと、下部のインテリア・カラー同色パネルが、エレガントに弧を描く装飾トリム・バーと一体となって、ダッシュボードのデザインや素材の連続性を感じさせます。ドア・アームレストにはパワー・ウィンドウやドア・ミラーの調節スイッチを組み込み、ドア・ハンドルは人間工学的に最適化しました。ドア・パネルに組み込まれたマップ・ポケットはこれまでよりも容量をアップし、走行中の使い勝手をさらに向上させています。
魅力的なデザインと人間工学的に理想的な使い良さを両立させたオートマチック・トランスミッションの新型ATセレクター・レバーは、スタイリッシュなインテリアを演出します。iDriveコントロール・システムの操作性もさらに高められています。センター・コンソールに配置されたコントローラーとダッシュボード中央のコントロール・ディスプレイで、エアコン、ナビゲーション、エンターテイメント、コミュニケーションの各機能をすべてコントロールできます。更に、8つのプログラマブル・ボタンが装備され、ドライバーはお気に入りの機能をボタンに自由に割り当てることができます。例えば、1つのボタンを1回押すだけで、ドライバーは特に頻繁に使用する電話番号を呼び出したり、ナビゲーションのよく訪れる目的地をセットしたり、好みのラジオ局を選局したりすることができます。
●6速オートマチック・トランスミッションと新しいデザインの電子式ATセレクター・レバー
このトランスミッションの特徴として、エンジンにダイレクトに接続されていること以外にも、改良された油圧装置、革新的なトルク・コンバーター、いっそう強力になった制御ソフトウェアなどが挙げられます。これらの働きにより、アクセル・ペダルのわずかな動きにも自然に反応して、極めて素早く効率的な変速を実現します。その結果、従来のオートマチック・トランスミッション・モデルに比べて反応時間が40%近く短縮され、実際の変速に要する時間はほぼ半分になりました。また、ダウンシフトも同様にすばやくなっています。
●独自の走行快適性をもたらすアクティブ・ステアリング
BMW 5シリーズに標準装備されるサーボトロニックは、車速に応じてステアリングのアシスト量(補助力)を変化させます。アクティブ・ステアリングは、車速に応じてステアリングの切れ角を変化させます。低速走行時には、ステアリング・ホィールの操作量に対するフロント・ホィールの切れ角が高速時よりも大きくなります。これにより駐車時のステアリング操作量も軽減され、ドライバーの負担を軽くします。一方、高速走行では、進路を正確に維持することが容易になります。アクティブ・ステアリングのさらなるメリットとしては、車両の安定性に対する積極的な関与があります。例えば、路面の摩擦係数がさまざまに異なる状況でブレーキをかけても、アクティブ・ステアリングは的確にカウンターステアを行い、車両がコースを外れてコントロールを失うことを未然に防ぎます。
●拡張機能付きダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)
DSCのもっとも重要な役割は、個々のホィールにブレーキをかけたりエンジン制御に介入したりして、コーナリング中のオーバー・ステアまたはアンダー・ステアに対処することです。さらに、DSCには追加機能としてABSブレーキ・コントロール、オートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)、ブレーキ・アシスタント、コーナリング・ブレーキ・コントロール(CBC)などが組み込まれています。ニューBMW 5シリーズのDSCシステムには、これらに加えてフェード防止機能、スタート・オフ・アシスタント機能、ブレーキ・ドライ機能、ブレーキ・スタンバイ機能も組み込まれています。
●インテリジェントなフルタイム4輪駆動システムxDrive
BMW 530xiツーリングに搭載されるインテリジェントなフルタイム4輪駆動システムxDriveの主な長所は、荒れた地形でのトラクションを強化し、あらゆる状況における運動性能を大幅に強化している点です。通常の走行状態においてフルタイム四輪駆動システムは、エンジン出力を前後のアクスルに対して40:60の割合で配分します。その後、システムは走行状態や路面の変化に対してすばやく、正確かつ臨機応変に対応し、必要に応じて瞬時に駆動力の配分を変化させます。その際、BMWxDriveは電子制御式多板クラッチ付きのトランスファー・ボックスを制御し、エンジン出力を最大限に利用でき、最も効率的に路面に伝達できるホィールに正確に伝えます。その結果、xDriveはコーナリング時のオーバーステアまたはアンダーステアのわずかな傾向を極めて早い段階で相殺させ、ニューBMW 5シリーズの運動性能を強化しています。さらにxDriveは、荒れた路面におけるトラクションとパフォーマンスを向上することにも貢献し、摩擦係数の高いホィールに駆動力を瞬時に、可変的に伝達することであらゆる路面で最大限のトラクションを確保します。
ビー・エム・ダブリュー株式会社について(2007年6月7日現在)
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、ドイツ・バイエルン州ミュンヘン市に本社を置く、プレミアム・ブランドに特化した、グローバルな自動車メーカーであるBMW AG(Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft)の100%出資子会社で、欧州自動車メーカー初の全額出資子会社として、1981年に日本に設立されました。以来ビー・エム・ダブリュー株式会社は、当時は珍しかった専売店網の構築に始まり、低金利ローンや認定中古車制度など、さまざまな業界標準を築き、製品、サービス、顧客満足の分野において常に輸入車業界をリードしてきました。ビー・エム・ダブリュー株式会社は全国の281(BMW:187、MINI:94)の正規ディーラー・ショールームを通じてBMWとMINI製品の販売とアフターセールスを提供しています。また、BMW Motorrad(オートバイ)の製品・サービスは、自動車同様、専売店ネットワークを通して提供しています。
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、2006年には62,198台(BMW:49,014台、MINI:13,184台)の新車を販売しました。また、BMW Motorradは、2,773台を全国のお客様にお届けしています。
ビー・エム・ダブリュー株式会社は現在294人の従業員を雇用しており、関連子会社に金融サービスを提供するビー・エム・ダブリュー・ジャパン・ファイナンス株式会社と、直営販社であるビー・エム・ダブリュー東京株式会社を有しています。
(※ 製品画像、諸元表、メーカー希望小売価格、新たに追加される主な標準装備は関連資料を参照してください。)