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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.08.Sat
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2007'07.17.Tue

FNETS、秩父市のキャリア教育拡充などで「秩父地域SNS」活用の実証実験を開始

地域密着型キャリア教育・地域企業と住民の交流に“地域SNS”を活用
~「13歳のハローワーク公式サイト」と連携した全国初の実証実験を開始~


 埼玉県秩父市(以下:秩父市)と富士通ネットワークソリューションズ株式会社(以下:FNETS、本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長 長富 紘)、株式会社トップアスリート(以下:トップアスリート、本社:東京都品川区、代表取締役社長 代田 昭久)は、秩父市におけるキャリア教育の拡充、地元企業への地域住民の就職促進などを目指して、現在稼働中のインターネットサイト「秩父地域SNS」(注1)と「13歳のハローワーク公式サイト」(注2)を連携し、秩父市のキャリア教育と就職促進にターゲットを絞った「もっと教えて!みんなの仕事 ちちぶ版」を開設し、本日より実証実験を開始いたします。


■実証実験の目的

 秩父市では、財団法人地方自治情報センター(LASDEC)が実施するe-コミュニティ形成支援事業実証実験に参加し、ICT(注3)による住民コミュニティの形成・交流の推進を目的として、地域SNSを2006年11月よりスタートしました。現時点で約300名の加入者にて運用しておりますが、
・さらなる加入者の増加、特に現在加入が少ない年齢層の加入者の参加による幅広い世代での活発な情報交流の実現 
・地域企業への就職の低迷や企業認知度の向上対策 
・地域SNSの学校におけるキャリア教育への活用 
を目的として本実証実験を行います。

 FNETSでは、従来からICTによる地域情報化への取り組みとして、地域イントラネット事業・ケーブルテレビ事業・FTTH事業の推進およびそれら地域ICTインフラを利活用した住民サービスの提供を推進しております。今回の実証実験は、ICTおよび地域ICTインフラを利活用した地域における課題解決の一環として、地域SNSを基盤としたアプリケーションの検証を行います。

 トップアスリートではこれから社会へと出ていく子どもたちと、仕事をもつ大人とがインタラクティブ(対話的)にコミュニケーションができる「もっと教えて!みんなの仕事」(注4)を「13歳のハローワーク公式サイト」(2005年10月オープン。現在、月間300万PV、約40万人がアクセスする急成長の人気サイト)内に構築し、2006年3月より運用しています。現在3,000名を超える大人が自主的に登録し、子どもたちへの質問に対して積極的に回答しています。今回は、本サイトと地域SNSを連携することで地域密着型のキャリア教育への活用を検証します。 


■実証実験内容

(1)実験期間 
 2007年7月4日~2007年12月末  
  
(2)サービス内容 
 1)地域企業と地域住民(児童・生徒・就職活動者・保護者等)との情報交流の場の提供 
  ・地域企業に対して、これから就職する地域の子どもたちから「仕事」に関する質問が可能。
   また、地域企業から地域の子どもたちに対して、会社の情報を発信することが可能。  
 2)地域SNS登録ユーザと全国の職業に就いている人の間で「仕事」に関する質疑応答を実現 
  ・秩父地域SNS登録ユーザ(児童・生徒・就職活動者・保護者等)から全国で仕事をしている大人に対し様々な「仕事」に関する質問が可能。 
  
(3)期待する効果 
 1)地域企業への就職促進 
  ・秩父市内の企業の認知度向上による、地元就職の促進と雇用の確保 
 2)子どもたちの仕事観の育成 
  ・地域および全国の“仕事のプロ”との直接的なやりとりによる仕事に関する知識・関心・興味の向上
  ・仕事の「やりがい」「よろこび」「つらさ」「お金」などプロの経験談に基づくアドバイスによる仕事観の育成  
 3)学校におけるキャリア教育カリキュラムの充実 
  ・「もっと教えて!みんなの仕事 ちちぶ版」の利用をキャリア教育の中に取り入れることで、学校におけるキャリア教育カリキュラムを充実 
 4)地域の活性化 
  ・民と官の協働での雇用問題への取り組みによる地域活性化 
 5)地域SNSの活性化 
  ・上記1)~4)による幅広い世代の地域SNS加入者数の向上と活発な情報交流 


■今後の展開

 秩父市では、キャリア教育の一環として本実証実験環境を活用したワークショップ「13歳のハローワークマップで仕事探しの旅に出よう」(注5)を秩父市内の中学校で実施する予定です。 

 FNETSでは、本実証実験で得られた結果を、地域SNSを基盤とした新しい住民サービスのモデル検討にフィードバックし、地域に密着した「もっと教えて!みんなの仕事(地域版)」の実用化に向けて推進していきます。 


■注釈

注1 SNS: 
 Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略。
人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型のWebサイトで、友人・知人間のコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や仕事などの共通属性で新たな人間関係を構築できるサービス。  
  
注2 13歳のハローワーク公式サイト: 
 作家村上龍氏が書き下ろした子どものための仕事百科辞典で、130万部発行、全国8,000校で採用。この本の公式サイト。 http://www.13hw.com/ 
  
注3 ICT: 
 Information and Communication Technologyの略。
 情報(information)や通信(communication)に関する技術の総称。  
  
注4 もっと教えて!みんなの仕事: 
 将来の仕事について質問したい子どもたち、若者達が実際にその職業に就いている人たちに質問できるサイト。
 http://minna.13hw.com/first.html 
  
注5 13歳のハローワークマップで仕事探しの旅に出よう: 
 13歳のハローワーク公式サイト編集部のオリジナルワークショップ。
 http://www.13hw.com/about_map/ 


以 上

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