マイクロソフトと岐阜県、「ものづくり」企業の競争力強化へIT人材育成などで協力
地域産業の活性化に向け、岐阜県、IAMAS、マイクロソフトが連携
~「ものづくり」企業の競争力強化のため、IT人材育成等を協力実施~
岐阜県、IAMAS(岐阜県大垣市、情報科学芸術大学院大学/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)及びマイクロソフト株式会社(東京都渋谷区、以下マイクロソフト)は、製造業をはじめとする県内産業のIT化推進による活性化に向けて、協力していくことで合意しました。
岐阜県内には高い技術力を持つ中小規模の「ものづくり」企業が多くあります。これらの産業競争力を高めるには、更なる技術力向上とともに、積極的にIT化を図っていく必要があります。
このため、IAMASでは平成16年より、製造業界からの要望に応え、県内の製造業を対象にITに関する知識を持った人材を育成するためにネットワークやサーバ構築・運用の基礎を教える「地域連携講座」を提供してきたところですが、今後は、マイクロソフトとの連携・協力することで、より質の高いIT人材育成を推進します。
一方、マイクロソフトは平成18年11月、自社が保有する技術・製品開発における様々なリソースを活用し、企業や教育研究機関の幅広い分野での技術研究、製品開発・検証を支援する為の「マイクロソフト イノベーション センター」を設立しました。
今回の協定により、マイクロソフトからは、「マイクロソフト イノベーションセンター」のプログラムに基づき、協力機関である IAMASの「地域連携講座」などの活動に対し、IT人材を育成するためのカリキュラムの提供や実証実験に対しての技術支援などをはじめとして様々な支援が提供されることになります。これにより、製造業界の求める内容により即した支援提供を通じ、特に地域の中小製造業などのIT化の推進による活性化を図ることを目指します。
また、地元企業がより高度なシステムを構築する際に負荷テストなどの実証実験を要望された場合には、マイクロソフトが保有するソフトウェアおよびハードウェアなどのリソースの提供、製造業における新たなイノベーションを生む技術要素についての共同研究の支援、地域産業のニーズにあったアプリケーションソフトウェア開発のための県内IT企業向けの支援を行います。
なお、岐阜県は、これまでマイクロソフトの協力のもとに、(財)ソフトピアジャパンとともに、県内のITベンチャー企業の支援や地域情報化施策の一環としてセキュリティ技術者の育成などを行ってきました。今後とも、本協定締結を契機にマイクロソフトと関係機関との間で情報交換をするなど、連携を一層強化していきます。
◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
マイクロソフト株式会社 Webサイト
http://www.microsoft.com/japan/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト
http://www.microsoft.com/
*Microsoft は、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
(※ 添付資料あり)