藤田観光、平成20年10月に芝浦ワシントンホテル(仮称)を出店
芝浦ワシントンホテル(仮称)を出店
平成20年10月開業予定
~藤田観光~
藤田観光(株)(本社・東京代表取締役社長森本昌憲)は、港区芝浦三丁目8-15・17に阪急阪神東宝グループの阪急インベストメント・パートナーズ(株)が組成するSPC:合同会社イーホテルズ・エスビーが建築中の建物に、平成20年10月にワシントンホテルを出店することとなった。
このたびの出店は、本年が初年度となる中期経営計画の首都圏および大都市への積極出店方針の一環であり、昨年オープンした札幌ワシントンホテル、銀座ワシントンホテルに続く「次世代モデルへの転換」の一つと位置づけている。また、平成21年までに3店舗出店の計画を立てているうちの1店舗目であり、計画は予定通り進捗している。
当該開発事業は2005年の芝浦工業大学の豊洲キャンパス移転に伴い、芝浦工業大学とプロジェクト共同事業体により計画された「大学」「オフィス」「ホテル」の連携による『芝浦RENASITE(ルネサイト)』再開発事業で、当ホテル建物はその中の一つとなる。
芝浦地区は、ターミナル駅であるJR「田町駅」(徒歩約5分)を中心に、隣接する品川駅の新幹線利用者や羽田空港の利用者も至便な交通の要衝であるとともに、先進IT企業や、その他大手企業が集積する都内有数のオフィス集積地でもある。
本再開発事業計画が、「大学」棟の芝浦工業大学の新キャンパス構想や、「オフィス」棟に入居する新たな企業によりビジネス需要を更に創出することが見込まれ、高い宿泊マーケットポジションが期待される。
当ホテルのデザインコンセプトは、「コンパクトアンドコジー」。機能性をコンパクトに集約することで室内の開放感を感じさせ、かつ上品で居心地がよいホテルをイメージとしている。
施設概要は、客室数216室(シングル:207室ツイン:8室ユニバーサルルーム:1室)、1階部分には飲食店舗1店舗、2階部分には宿泊者用特別ラウンジを設けるとともに、小打合せ可能なミーティングスペースと、長期滞在者向けのランドリーコーナーを設置する。
客室は、シングル15m2~23m2、ツイン30m2とゆとりをもたせ、全室LAN回線、VODシステム等の機能性と、快眠寝具や、機能的な家具・収納スペースなど学会等長期滞在者向けの設備も装備する。また、今回はじめての試みであるシャワーブースを取り入れた客室を最上階の11階に配置し、ガラス張りにしたシャワーブース、高い天井高、開口の広い窓により、広がりのあるシングルルームを演出する。
立地の特性と、客室の特性を融合させ、大学関係者に向けた長期滞在利用にも対応を可能とする「アカデミーパック(仮称)」等の特徴ある商品や、近隣企業に向けた「コーポレートパック(仮称)」を販売し、初年度稼働率80%以上をめざす。
以上
(※参考画像あり)