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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.08.Sat
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2007'07.24.Tue

積水化学、台湾でプラント向け工業用管材・バルブ事業の新工場が稼動開始

台湾の積水塑膠管材股■有限公司で新工場を稼動
-工業用管材・バルブの生産能力、品種、サイズを拡大し、グローバルNO.1を目指す-


 積水化学工業株式会社(代表取締役社長:大久保尚武)環境・ライフラインカンパニー(プレジデント:田頭秀雄)は、中期経営ビジョン「GS21-Go! Frontier」において、プラント資材事業を「成長フロンティア」として位置づけ、今年4月に米国の成形用ABS系プラスチックシートメーカーを買収するなど、積極的な事業拡大を図っています。
 さらに今回、台湾でプラント向けの工業用管材・バルブの製造・販売を行う子会社「積水塑膠(そこう)管材股■有限公司(英名:SEKISUI INDUSTRIAL PIPING CO., LTD.)」(董事長:山部泰男)で、6月に新工場を稼動しました。工業用管材・バルブは、IT先端分野や、水処理場など環境分野における設備投資の増加を背景に世界的に需要が拡大しています。今回の新工場稼動により、工業用管材・バルブ分野でのグローバル展開をさらに拡大し、グローバルNo.1を目指します。

1.工業用管材・バルブの市場背景
 樹脂製工業用管材・バルブは、樹脂のもつ耐薬品性、耐食性、施工性等の特長から、IT先端分野の超純水配管、工場の薬液・廃液配管、施設配管(水族館・栽培漁業等)、環境処理施設配管(汚水処理場・浄水場・焼却場等)、消火配管などに使用され、一般の水道管材に比べ、高機能・高性能が要求される製品です。これら製品は、世界的な経済の発展により、工業用分野での需要がグローバルに拡大しています。特にアジア全域、欧州、北米、南米をはじめとする経済成長が著しい地域での需要は拡大を続けています。

<参考>工業用管材は耐薬品性や耐熱性に特長を有する厚肉製品を展開。バルブは硬質塩ビ(UPVC)、塩素化塩ビ(CPVC)、ポリプロピレン(PP)、二弗化樹脂(PVDF)などの材質からなるボールバルブ、ダイヤフラムバルブ、バタフライバルブ、チャッキバルブ、自動バルブ、センサなど多様な製品を展開しています。

2.新工場を稼動し、工業用管材・バルブの生産能力を拡大。原料も生産開始
 積水塑膠管材股■有限公司は、今後も海外の工業用管材・バルブ市場が引き続き成長することに伴い、お客様のニーズに応えて、品種・サイズの拡大と共に製品供給力を向上すべく、現在の第1工場(台中県梧棲鎮草.里経一路)の隣地に、第2工場を増設し、6月より本格稼働に入りました。これにより、工業用継手・大型バルブなどの生産を行うと共に約3 倍の生産能力に増強しました。また、新たに高機能・高性能な工業用管やCPVC原料(コンパウンド)の生産も開始します。なお、新工場増設の投資額は約16億円です。
 これにより同社は、2010年度に50億円、2015年度に100億円の売上高を目指します。

3.積水塑膠管材股■有限公司について
 * 関連資料 参照

4.環境・ライフラインカンパニーのプラント資材事業について
 環境・ライフラインカンパニーのプラント資材事業は、プラント向けの工業用管材・バルブ事業と、成形用プラスチックシート事業の2本柱で構成されています。

1) プラント向けの工業用管材・バルブ事業
(1) 取り扱い製品
 工業用管材・継手・バルブ類、制電透明シート、ウェハー輸送容器、CPVC樹脂
(2) 生産拠点
 ・積水化学環境・ライフラインカンパニー東京工場(埼玉県朝霞市)
 ・積水化学環境・ライフラインカンパニー滋賀栗東工場(滋賀県栗東市)
 ・積水塑膠管材股■有限公司(台湾・台中縣)

2) 成形用(真空成形用)プラスチックシート事業
(1) 取り扱い製品
 アクリル変性塩ビシート、ABS/PC系シート
(2) 生産拠点
 ・Kleerdex Company, LLC.(クリアデックス)(米国ペンシルベニア州)
 ・Allen Extruders, LLC.(アレンエクストルーダーズ)(米国ミシガン州)

3) 事業規模
 プラント資材事業全体で2006年度は売上高約200億円で、2007年度は250億円を目指します。

以上


* ■はにんべんに分と表記します。

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