丸善、有田焼を軸材に使用し重厚・高級感にあふれた「有田焼万年筆」を発売
日本の匠達が生み出した万年筆の新世界
新商品 有田焼万年筆 発売のご案内
【 The ARITA Collaborate Project メンバー 5社 】
■企画・販売 丸善株式会社/(有)佐賀ダンボール商会
■製造・販売 セーラー万年筆株式会社
■共同開発 香蘭社/源右衛門窯
丸善株式会社は、日本の伝統磁器である有田焼を軸材として使用した「有田焼万年筆」を2007年7月27日(金)、世界に先駆け販売いたします。400年の伝統を継承する有田焼の新しい試みを世界で初めて皆様にお披露目いたします。
<有田焼と万年筆>
400年の伝統を継承する有田焼。有田焼の伝統を継承し、有田焼の更なる発展と可能性を模索する為に新たな市場の開拓をはじめました。最初に手掛けたのは万華鏡でした。多方面に亘る技術の粋を集めた結果、高い評価をいただくことができました。そして更に次のステップとして、近年関心を集めている万年筆に注目し、有田焼の万年筆制作に挑戦することを思い立ちました。この発案に賛同し企画販売として加わった丸善株式会社の仲介により、有田焼窯元の「香蘭社」「源右衛門窯」と国内万年筆メーカーの「セーラー万年筆」とのコラボレーションが実現いたしました。この有田焼と万年筆の融合は、まさに日本の異なる匠の業の融合とも言え、互いに妥協を許さず試行錯誤を重ね、完成までに約2年という歳月を費やしました。このように誕生した「有田焼万年筆」は、硬く、白く、澄んだ透明感のある磁肌を持ち、重厚感高級感に溢れ、手に持った感触はまさに有田焼の真骨頂。滑らかな書き味はもちろん細部にまでこだわり抜いたつくりは、筆記具としてだけではなく、芸術品に値します。
丸善は、この有田焼万年筆を、好評を得ている蒔絵万年筆と双璧となる潜在性をもつ商品として育ててまいりたいと思っております。
7月27日(金)~8月2日(木)は、弊社・日本橋店にて新作発表会を開催しております。有田焼万年筆のほか、源右衛門窯より絵付け職人の実演、香蘭社より明治・大正・昭和3代の天皇に献上した柄を現代に復刻した品の展示・販売を行っております。
*丸善は1885(明治18)年に日本ではじめて万年筆を輸入するなど、創業以来130年以上に亘って、品質の優れた文房具や雑貨をお客様に提供して参りました。現在、当社は高級筆記具や机上用品、ギフト用品を中心とした文房具店舗を全国で38店舗営業(書籍との複合店舗含む)しており、文房具専門店で唯一の全国展開を行っております。
(※ 参考画像、詳細は関連資料を参照してください。)