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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.08.Sat
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2007'07.24.Tue

中央大と凸版印刷、人材育成や技術開発など産学連携で包括提携

中央大学と凸版印刷、産学連携で包括的に提携
双方向型の産学連携プロジェクトがスタートします


 中央大学(総長・学長:永井和之 住所:東京都八王子市東中野742番1号)と凸版印刷株式会社(代表取締役社長:足立直樹、本社:東京都千代田区神田和泉町1番地、以下 凸版印刷)は、「産学連携」で双方向性をもった包括的な連携協定を締結しました。

 今回の包括連携では、大学から企業への技術移転を軸とした従来型の産学連携から一歩踏み込み、大学と企業双方向の働きかけにより企業における技術上の課題と大学における人材育成上の課題を解決し、さらに次の課題の探索へとアプローチしていく、次世代型の産学連携を展開します。
 これにより、双方にとってメリットのある継続的、組織的な連携関係の構築を図ります。

 中央大学と凸版印刷が展開する次世代型産学連携の特長は次の通りです。

(1)両者は協働して、凸版印刷の現場における技術課題の解決に取り組みます。ここでは、中央大学がエンジニアリング手法にサイエンスの視点も加えて課題の整理と解決法の提案を行い、凸版印刷はこれを実務現場に適用し新たな技術を開発します。また、両者はこの過程において次の課題の探索を行い、新たなフェーズへの展開を図ります。

(2)課題の解決や探索にあたり、中央大学は、理工学部(文京区:後楽園キャンパス)を中心に異分野の研究室がチームを組んで参画し、保有する技術やノウハウを横断的に活用します。

(3)中央大学は凸版印刷との「課題探索→整理→手法の構築→技術対応→課題の克服→新しい課題の探索」過程における様々な知見を教育・研究にフィードバックし、科学技術の基礎知識から産業分野への応用能力までを身につけた人材を社会に輩出します。

 こうした包括的な産学連携の取り組みは中央大学にとって初の試みです。今年度からの連携にあたり、両者は共同研究課題として「印刷生産技術」と「デジタル再現技術」を取り上げました。また凸版印刷は、中央大学で行われる「産学連携教育」へ講師を派遣し、産業キャリアを見据えた人材育成を支援します。
 中央大学と凸版印刷は、今後もこの包括的な取り組みによる成果を積極的に社会に還元していきます。


★2007年度の計画について
【共同研究について】
◆研究テーマ
(1)「最適質感表現の研究」
 工芸品などの素材の微妙な質感をデジタル再現するために、質感情報を高精度に取り扱うための入出力技術や処理技術、質感に関する人の知覚特性に関する研究を行います。

(2)「印刷生産技術に関する研究」

◆目的
 中央大学:大学の研究成果の社会還元と研究教育の推進
 凸版印刷:現状抱えている生産技術における課題の解決

◆背景
 中央大学では、2010年の創立125周年に向けて、「中央大学21世紀宣言」を発表し、「新しい社会を創造する世界最高水準の大学を目指す」ことを目標と定めています。その目標の一つである「世界レベルでの研究成果の発信・交流」を実現するためにも、企業との連携は不可欠です。また凸版印刷では、今回初の試みとなる研究室の領域を越えた連携体制により現在直面する課題に対して、複合的な問題解決が期待できると考えています。


【産学連携教育について】
◆内容
 凸版印刷が理工学部の講義に女性社員を講師として派遣します。企業が女性社員を講師として派遣し、女性研究者・技術者を育成するという新しい取り組みです。(「映像コンテンツの感性評価」「バーチャルリアリティ表現と文化遺産」「DVDを用いた広告配信」「マーケティングリサーチへ科学技術の応用」)の講義と「コンピュータ・グラフィックス」の演習を担当。)

◆目的
 女性研究者・技術者育成
 中央大学:女子学生を念頭とした大学院進学率の向上とキャリア第一ステップの形成
 凸版印刷:将来有望な優秀な女性の積極的登用により、企業の総合力をさらに向上

◆背景
 今回の産学連携教育は、2006年度に中央大学が文部科学省より採択された「現代的教育ニーズ取り組み支援プログラム(現代GP)」『産学連携教育による女性研究者・技術者育成』の一環です。中央大学では、男女共同参画を支え、将来のリーダーとなりうる優秀な女性研究者・技術者を育成するために、産業科学の基礎から応用までを養成する実学教育と、ライフステージとキャリアパスを理解させるキャリア教育が必要だと考えています。
 また、企業にとっても女性活用は大きな課題であり、女性研究者・技術者が企業内で活躍しているというロールモデルを作ろうとする試みが増えてきています。


以  上

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