マクニカ、ハピネット・オンラインに米社製の検索連動型広告自動入札管理ツールを提供
株式会社マクニカ、株式会社ハピネット・オンラインへ
ECサイトとして国内初の
オムニチュア社「SearchCenter(サーチセンター)(TM)」を提供
-煩雑な検索キーワードの管理と入札を自動化、検索連動型広告の費用対効果を自動的に解析、レポート生成-
半導体やネットワーク機器の輸入、開発、販売を手がける株式会社マクニカ(以下マクニカ、本社:横浜市港北区新横浜1-6-3、代表取締役社長:神山治貴、証券コード:7631)は、この度、株式会社ハピネット・オンライン(以下 ハピネット・オンライン社、本社:東京都台東区駒形2-4-5 駒形CAビル、代表取締役社長:津田 克也)へ、Omniture Inc.(以下 オムニチュア社、本社:米国ユタ州)の検索連動型広告自動入札管理ツール「SearchCenter(TM)」(以下 サーチセンター)およびオンラインマーケティングソリューション「SiteCatalyst(TM)」(以下 サイトカタリスト)を提供したことを発表いたします。
ハピネット・オンラインは、玩具、映像ソフト、ビデオゲーム関連用品、アミューズメント関連用品等を企画、販売する株式会社ハピネットの子会社であるECサイト運営会社です。20を超える玩具ごとの販売サイトを運営しており、商品も多品目、多品種に及ぶ、巨大なECサイトです。従来より、これら複数のサイトの管理や、検索連動型広告を行ってきましたが、サイト管理および入札管理については人的要因に頼るところが多く、作業は大変な労力が必要でした。
また、検索エンジン各社の管理ツールは、検索キーワードごとのクリック率はわかるものの、それぞれのキーワードから実際の売上げや購入率を知ることは不可能でした。さらに、複数のサイトのアクセス解析結果を個別に細分化して見ることができず、マーケティングやマーチャンダイジングが正確に行われているかを判断することが困難でした。
マクニカは、本問題に対して、オムニチュア社製「サーチセンター」および「サイトカタリスト」のソリューションを提供し、効率の良い検索キーワードの発掘と結果を元に各種検索エンジンに対する入札ルールの設定を行い、サイト管理と入札を自動化しました。またリアルタイムな解析により、ハピネット・オンラインの業務効率改善と広告費用対効果の改善に貢献しました。
ハピネット・オンラインでは、この「サーチセンター」および「サイトカタリスト」を今後のWebサイト広告戦略の重要なツールとして、投資対効果の向上に活用していきます。
この度ハピネット・オンライン社に提供した、オムニチュア社製「サーチセンター」は、複数の検索エンジンサイトへの検索キーワード入札処理を統合管理するサービスソリューションです。入札ルールを自由に設定することができるため、たとえば、予め設定した予算内で最大のキーワードを表示する、最大の顧客獲得単価、クリック率を指定する、などのルールを設定することにより、SEO対策では実現できない、効率のよいキーワード表示が可能になります。さらに、「不正クリック」へも対応しており、検索キーワードの意図的な費用上昇を検知、遮断することができます。
また、同社製「サイトカタリスト」は、独自の解析データをASPサーバで収集することにより、リアルタイムに解析を行い、ユーザの経路解析、コンバージョン率、サーチキーワードなどを求めることができ、さらに多変量解析やA/B比較というさまざまな性能テスト機能も搭載されています。ASPモデルにより、大きな初期投資や増設作業もなく、経験や知識をすぐに利用することが可能な製品です。
この「サーチセンター」と「サイトカタリスト」とを連携することにより、検索キーワードとWEBサイトの効果を一元管理し、費用対効果を統合してみることができます。
マクニカは、10年以上にわたる検索エンジン解析の実績、およびWebサービスシステム構築の経験を元に、今後、顧客満足度向上に必須となる、オンラインマーケティングの分析ツールとして「サーチセンター」、「サイトカタリスト」を、大規模サイトの分析を必要とする企業、およびコマースサイト企業のROI向上を求めるお客様へ積極的に販売展開していきます。
「サーチセンター」は2007年2月より販売を開始、また、「サイトカタリスト」については、2005年6月より販売を開始しており、マネックス証券、マツダ、ソフマップ、イー・アクセス、スズキなどへ導入実績があります。「サーチセンター」「サイトカタリスト」については本年度1億円の売り上げを見込んでおります。
* 本文中に記載の社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
■株式会社ハピネット・オンラインについて
会社名 株式会社ハピネット・オンライン
設立 1999年8月12日
資本金 1000万円
代表者 代表取締役社長 津田 克也
本社所在 東京都台東区駒形ニ丁目4番5号 駒形CAビル
事業内容 インターネットを利用した、キャラクター商品類、
デジタル商品類、及びサービスの販売
URL http://www.happinetonline.com
■Omniture Inc.について
米国ユタ州に本社を構えるオムにチュア社は1996年に創立された、オンラインビジネス最適化ソリューションを提供する企業です。顧客の多様な行動をオンデマンドで管理、蓄積、モニターし、経営やマーケティングに必須の情報を提供するオンライン分析技術のパイオニアです。
JupiterResearch Constellation、Forrester、Gartner、IDC各調査会社よりWeb解析のマーケットリーダーとして評価されています。世界で2000社、国内150社の企業が導入しています。
また、オムニチュア社には、豊富な知識を持つ専門サービスチームもあります。これは顧客が望む回答を得られるように、コンサルタントを行います。さらにユーザのトレーニング、オンラインコミュニティを用意し、顧客サポートサービスも展開しています。世界レベルの技術と専門的なチームのおかげで、オムニチュア社は市場で最高の顧客維持率と顧客満足度を誇っています。顧客には、eBay, AOL, Wal-Mart, Gannett, Microsoft, Oracle, General Motors、Hewlett-Packardがあります。
URL: http://www.omniture.com/
■マクニカWebソリューションズについて
マクニカWebソリューションズは、お客様にオープンソースを利用した、Webベースのエンタープライズソリューションを提供することに特化した、ソフトウェア開発とマーケティングのグループです。
主な取り組みとして、ERPをはじめとする企業の基幹システムや、CRMなどの情報系システム、業務解析ツール、あるいは表計算システムなどのデスクトップアプリケーションが管理するデータと連携し、インタラクティブなチャートとしてWebで公開する経営ダッシュボード「MyB3Smart」の開発。また、IRサービスのコンサルティング会社の最大手である、野村インベスターリレーションズ株式会社様が個別の上場企業に提供しているIR専用サイト用ASPサービス「irbridge」を開発し、サイト構築の自動化とユーザビリティ向上を実現しています。
さらに、企業経営の一部分となる、オンライン最適化ソリューションとして、「SiteCatalyst(R)」、「SearchCenter(TM)」、などのASPサービスの提供とコンサルテーションを行っております。
マクニカWebソリューションズの開発拠点は主要な市場である日本の他、米国カリフォルニア州に設けています。
http://wsp.macnica.co.jp/
<添付画像>
■サーチセンター
検索エンジン入札リスト:複数の検索エンジンの管理を1つのツールで実現
■クリックマップ(サイトカタリストの機能の一つ)
実際のWebサイト上のクリックポイントのアクセス数、購入率などを色の濃淡でわかりやすく表示。
サイト改善への指標になります。(数値は実際のものと違います)