オムロンへルスケア、視認性を高めた低価格モデルの手首式血圧計を発売
測定結果の視認性を高めた低価格モデルの手首式血圧計
オムロンデジタル自動血圧計 HEM-6022
7月20日発売
オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都市、代表取締役社長:赤星 慶一郎)は、手首で測定するタイプの血圧計の新商品として、従来の同等機種(*1)と比べて液晶画面を約30%大型化し、測定結果の視認性を高めた低価格モデルの『オムロンデジタル自動血圧計 HEM-6022』を7月20日から発売します。
現在、厚生労働省の統計調査による日本の高血圧の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は、約780万人で、3年前と比べ約82万人(11.8%)増加しています(*2)。さらに、潜在的な高血圧患者を含めると我が国の高血圧患者は3,000万人以上にのぼると言われています。
一方で、2003年の日本高血圧学会による「家庭血圧測定条件設定の指針」の発表を機に「家庭での血圧測定」が推奨されるようになりました。これを受け、家庭用血圧計の市場は堅調に拡大しています。
しかしながら、本年1月に実施した当社の意識調査(*3)では家庭用血圧計の保有率は37.7%で、そのうちの83.4%の人が血圧の測定頻度を「月1回以下」または「測定していない」と回答しており、日常的な測定習慣は定着していないことが浮き彫りとなりました。この結果からも、今後は個人の健康増進と生活習慣病予防に向けた「家庭での血圧測定」の普及・定着がさらに重要になってくると思われます。
このたび発売する『HEM-6022』は、従来の同等機種に比べ液晶画面を約30%大型化すると同時に、測定結果を縦並びに表示して視認性を高めた低価格モデルの手首血圧計です。手首血圧計の高機能タイプで「見やすい」と好評(*4)の縦並び表示を採用した商品を、血圧計の初回購入者が選びやすい普及価格帯域に投入することで、潜在的な血圧測定希望者の購買ニーズを喚起します。
当社が行なった購入意向調査によると、血圧計をまだ持っていない購入意向者においては、初回購入機種として手首血圧計を挙げる割合が約40%と高く、かつ低価格商品への希望が強いことがわかりました。
また本商品は、片手でも簡単に最適な締めつけ具合で装着することができる立体構造のU字型カフ(*5)や、押すだけで電源が入り自動的に測定を開始する「ワンプッシュスイッチ」を採用しているので、初心者でも簡単に正しく使用することができます。
*1 HEM-632(2000年3月発売)
*2 厚生労働省「平成17年患者調査」より引用
*3 2007年1月実施。対象は30~59歳の男女1,333名。
*4 当社ユーザー調査による
*5 手首の血管を圧迫するための帯
詳細は次のとおりです。
<「HEM-6022」の商品概要>
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