JFLA、加賀の井酒造の清酒製造販売事業に関する事業譲渡手続が完了
加賀の井酒造株式会社の清酒製造販売事業に関する事業譲渡契約締結
ならびに新生『加賀の井酒造株式会社』の企業概要について
ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社(本社:香川県小豆郡/代表取締役社長:小林武司、以下JFLA)の100%子会社と、2007年1月15日付けにて締結した、加賀の井酒造株式会社(本社:新潟県糸魚川市/代表取締役社長:小林幹男、以下 加賀の井酒造)との間における、同社が営む清酒製造販売事業に関する事業譲渡契約に基づき、2007年7月1日に事業譲渡手続きが実行され、さらに本日7月17日付けにおいて、事業用不動産の所有権移転登記手続を申請したことにより、事業譲渡にかかわる手続が完了しました。これにより、"新生"加賀の井酒造は、JFLAグループのメンバー企業となりましたので、以下の通りお知らせいたします。
1.事業譲渡契約締結の目的と趣旨
1650年に創業した加賀の井酒造は、酒処である新潟県下において"最古の酒蔵"として知られており、江戸時代中期には、加賀藩・前田家が参勤交代の際の本陣としての役割を果たしていたことから、商号の「加賀の井」も前田家より拝命したと伝えられています。同社の清酒ブランド『加賀の井』は、新潟県下でも高い品質を誇る地酒として知られ、また、日本酒ファンにとって高い人気を誇るブランドです。
2006年5月以来、事業休止状態にあった加賀の井酒造に対し、JFLAでは同年11月30日付けで事業再開に関する支援を発表し、同社事業を支援してまいりましたが、このたび同社をメンバー企業とし、同社の清酒製造販売事業を受け継ぐこととなりました。
「日本の伝統的な食文化の継承」という当社グループの創業理念のもと、加賀の井酒造の長い歴史に培われた酒造りを継続し、地域に根ざした清酒ブランドとしてさらなる認知向上に努め、販売拡大を目指してまいります。さらに今後、当社グループの酒類商品の販社であるジャパン・フード&リカー・アライアンス酒類販売株式会社を通じ、地元エリア以外での同ブランドの積極的な販売を展開していきます。また、生産面においては、既存の当社グループ内清酒醸造事業との連携によって効率化をはかるとともに、より一層の品質向上を追究します。
※以下、詳細は添付資料をご参照下さい