メディア・シェイカーズ、M1・F1総研による「キャリア志向の強い女性の飲酒実態」調査結果を発表
キャリア志向のF1層は、癒しや人間関係の開拓・改善目的でお酒をよく飲む
~M1・F1総研(R)、働くF1層のお酒に対する関与度をキャリア志向の強弱で比較検証~
20歳から34歳までの若者層のマーケティング調査機関であるM1・F1総研(R)(株式会社Media Shakers運営)は、この度、F1有職者のお酒に対する関与度が、キャリア志向の強弱によってどう異なるのかを検証したトピックVol.5「キャリア志向の強い女性の飲酒実態」を発行致しました。
これによると、キャリア志向の強い女性ほど、平日/休日、自宅内/外を問わず、飲酒する頻度が高く、1ヶ月にかけるお酒代もF1有職者の全体平均よりも4,000円ほど高い12,400円となることがわかりました。また、ビール離れが顕著なF1層の中で、ビール・発泡酒・第3のビールを購入する割合が高かった点も、キャリア志向の強い女性に見られる特徴の一つでした。
さらに、お酒に求める価値にも違いが見られ、キャリア志向の強い女性は、お酒に対して、新たな人間関係の開拓や疎遠な関係、日頃の関係の改善、疲労回復などの癒し機能に価値を求める傾向が強いことがわかりました。
■トピックのポイント■
1.キャリア志向の強い女性ほど、平日/休日、自宅内/外を問わず、飲酒する頻度が高い。
◎キャリア志向の強いF1有職者の平日/休日別の自宅および自宅外での飲酒頻度
・<平日>週2日以上自宅で飲酒する割合・・・36.2%(F1有職者全体:26.5%)
・<平日>週2日以上自宅外で飲酒する割合・・・21.7%(F1有職者全体:10.7%)
・<休日>3分の2以上自宅で飲酒する割合・・・29.0%(F1有職者全体:22.0%)
・<休日>3分の2以上自宅外で飲酒する割合・・・13.0%(F1有職者全体:7.6%)
2.キャリア志向の強い女性は、職場の友人や学生時代の先輩、異性の友人などプライベートな交友関係の中で飲酒するケースが目立つ。
◎キャリア志向の強いF1有職者の一緒にお酒を飲む相手
・仕事先の友人・・・62.3%(F1有職者全体:56.9%)
・学生時代の先輩・・・20.3%(F1有職者全体:14.9%)
・上記以外の異性の友人・知人(合コンなどを含む)・・・37.7%(F1有職者全体:31.3%)
・恋人・伴侶・・・37.7%(F1有職者全体:50.9%)
・一人で・・・21.7%(F1有職者全体:27.7%)
3.キャリア志向の強い女性ほどお酒にお金をかけている。
◎1ヶ月のお酒代
・キャリア志向の強いF1有職者=12,400円> F1有職者全体=8,800円
4.キャリア志向の強い女性の約3人に2人が3ヶ月以内にビールを購入しており、発泡酒・第3のビールを購入することも多く見られる。
◎キャリア志向の強いF1有職者が最近3ヶ月で自宅で飲むために購入したお酒
・1位・・・ビール(63.3%)
・2位・・・チューハイ・サワー(40.0%)
・3位・・・発泡酒(38.3%)
・カクテル(38.3%)
・5位・・・第3のビール(33.3%)
◎F1有職者全体が最近3ヶ月で自宅で飲むために購入したお酒
・1位・・・チューハイ・サワー(45.1%)
・2位・・・ビール(38.8%)
・3位・・・カクテル(37.1%)
・4位・・・果実酒(26.5%)
・5位・・・ワイン(23.5%)
5.キャリア志向の強い女性ほどお酒に対して強いこだわりを持つ。
◎お酒の「種類」「産地」「メーカー」「素材」「銘柄」のうち3つ以上にこだわりを持つ割合
・キャリア志向の強いF1有職者=31.1%>F1有職者全体=15.8%
6.キャリア志向の強い女性は、お酒に対して「癒し」「人間関係の開拓・改善」という価値を求める傾向が強い。
◎キャリア志向の強いF1有職者のお酒を飲む理由(F1有職者全体と差異があるもの)
・人との出会いを求めて・・・27.5%(F1有職者全体:15.8%)
・疎遠の人に会うきっかけとして・・・31.9%(F1有職者全体:24.2%)
・日頃のつき合いを円滑にするため・・・44.9%(F1有職者全体:38.0%)
・自分にとって有益な情報を得るため・・・21.7%(F1有職者全体:15.5%)
・疲れをとるため・・・27.5%(F1有職者全体:21.8%)
・自分へのご褒美のため・・・34.8%(F1有職者全体:27.5%)
・心地よく眠るため・・・21.7%(F1有職者全体:15.1%)
なお、トピックのPDFファイルを、M1・F1総研(R)HP(http://www.m1f1.jp)にてご覧いただけます。
※M1層・F1層とは
テレビ視聴率集計区分の1つで、男性20~34歳をM1層、女性20~34歳をF1層と呼びます。
【 M1・F1総研(R)とは 】
M1・F1総研(R)は、クロスメディア・プロモーションを実施する株式会社Media Shakers(本社:東京都港区、社長:笠松良彦)のM1・F1層の意識・実態を分析・研究し、マーケティング・コンサルティングまで請け負う専門機関です。様々な視点でM1・F1層を細分化し新しいセグメンテーションを提案することを目的としております。
<株式会社Media Shakers会社概要>
◆社 名:株式会社Media Shakers(メディア・シェイカーズ)
◆代表者:代表取締役社長 笠松良彦
◆本社所在地:東京都港区東新橋1-8-3 汐留アネックスビル
◆事業内容:クロスメディア・プロモーション企画制作、フリーマガジン、Web/モバイルサイトの広告枠の購入・販売、
Web/モバイルを活用したマーケティング・ソリューション広告スペース、コンタクトポイントの企画開発
◆設 立:2005年9月16日
◆資本金:1億5000万円(出資比率 株式会社電通60%、株式会社リクルート40%)