ポリプラスチックス、中国市場の販売拡大に向け広州・深セン・重慶に販売拠点設立
広州、深セン、重慶に販売拠点設立についてのお知らせ
弊社では8月1日付けで中国事業拡大のために、上海にある子会社Polyplastics (Shanghai) Ltd.の支店として、広州、深セン、重慶に分公司を設立し、中国市場の販売拡大に向けた体制強化を実施します。
今回の販売拠点拡大は、香港にある子会社Polyplastics(China)Ltd.の広州および重慶の駐在員事務所を廃止し、上海の子会社Polyplastics(Shanghai)Ltd.の分公司として、広州、重慶に新たに深センを加えた3都市に設置したものです。
これによりグループ会社の一つであるPTMエンジニアリングプラスチックス社(江蘇省南通市)南通工場製ポリアセタール樹脂の販売、および日本、台湾、マレーシアにあるグループ工場から中国への輸出品と共に、マーケティング活動やテクニカルサービス活動などの充実を図ります。
ご存知のように現在中国では自動車産業だけでなく電機・電子分野でも日系や台湾系、欧米系の進出が活発で、エンジニアリングプラスチック需要も好調に推移しています。当社グループの中国(台湾を除く)の売上高は、すでに全体の3割を超え、今後ますますその重要性を加えることになると予想されています。その様な状況に対応するため、市場開拓の強化に向けて、テクニカルマーケティングの展開を進め、顧客と密着して用途開発を推進するといった、日本でのビジネスモデルの中国展開を進めていくことが重要と考えています。
今秋にも上海に開設が予定されているテクニカルソリューションセンターの設置と共に、拡大を続け高度化してきている中国市場への対応を一層強化していきます。
以 上
【ポリプラスチックス・グループの中国でのあゆみ】
・1994年8月、宝理塑料(中国)有限公司(Polyplastics(China)Ltd.)を設立(香港)。香港および中国市場を開拓するため輸入販売会社としてスタート。広州・重慶に駐在員事務所を持つ。
・1996年10月、宝理塑料(上海)有限公司(Polyplastics(Shanghai)Ltd.)を設立(上海)。
・2001年7月、宝理塑料貿易(上海)有限公司(Polyplastics Trading(Shanghai)Ltd.)を設立(上海)。主に中国国内への輸入販売を目的としている。
・2001年12月、ポリプラスチックス株式会社、三菱ガス化学株式会社、韓国エンジニアリングプラスチックス株式会社、Ticonaの合弁で宝泰菱工程塑料(南通)有限公司(PTM Engineering Plastics(Nantong)Co.,Ltd.)を設立(江蘇省南通市)。中国国内向けPOM(ポリアセタール)樹脂の製造販売を目的としている。
・2005年5月、宝理塑料(上海)有限公司を廃止し、新たに宝理塑料(中国)有限公司の子会社として、宝理工程塑料貿易(上海)有限公司(Polyplastics(Shanghai)Ltd.)を設立(上海)。主に中国国内市場での販売を目的としている。
・2005年10月、PTM Engineering Plasticsの南通工場でPOM樹脂生産を開始(年産60,000t)。
・2007年8月、宝理工程塑料貿易(上海)有限公司(Polyplastics(Shanghai)Ltd.)の分公司を広州、深セン、重慶の3箇所に設置。同時に宝理塑料(中国)有限公司(Polyplastics(China)Ltd.)の広州、重慶の駐在員事務所は廃止された。