いすゞ、北米でのトラック販売体制を強化
いすゞ、北米でのトラック販売体制を強化
いすゞ自動車株式会社(代表取締役社長:細井 行、以下いすゞ)は、北米におけるキャブオーバートラック販売を強化する為、2007年8月1日より、いすゞコマーシャルトラックオブアメリカ(社長:川原 誠、以下ICTA)によるいすゞディーラーとGMトラックディーラーへの直接販売を開始する。
従来、北米におけるいすゞのトラック販売は、GMとの合弁会社であるGM-いすゞコマーシャルトラックLLC(社長:Jim Underwood 、以下GMICT)のサポートを通じ、いすゞ/GM両ディーラーにて販売というルートで行なってきた。今回新型Nシリーズ・トラック(日本名:エルフ)の北米市場への本格展開に伴い、ICTAが直接販売を行なう事とし、新商品の市場へのアピール、顧客ニーズへの迅速な対応、効率的な販売施策展開を強化する。
いすゞは2000年にGMと合弁でいすゞ/GM両社の商業車の販売/マーケティングをサポートするGMICT(いすゞ:51%、GM:49%出資)を設立し、販売/シェアの拡大を進めてきた。今回の販売体制強化は、いすゞが世界的に進めるキャブオーバートラック販売強化の一環であり、海外トラック販売30万台を目指していくためのもの。
新しい販売体制においても、ICTAはクラス3~5(積載量3~4トンクラス)のキャブオーバートラックを、従来通り、全米200店のいすゞディーラーと約350店のGMディーラー(GMCおよびシボレー店)で展開していく。またICTAはクラス6~7(積載量5~8トンクラス)のキャブオーバートラックもいすゞディーラーで販売する。
いすゞは北米トラック市場で、2006年には27,400台を販売、将来的には50,000台の販売を目指している。
【いすゞ コマーシャル トラック オブ アメリカ(ICTA)概要】
会社名 Isuzu Commercial Truck of America Inc.(ICTA)
設立 2003年5月
所在地 カリフォルニア州
資本金 $2.6万USドル(約310万円)
出資比率 いすゞ80%、Itochu Automobile America Inc(IAAI). 20%
主たる業務 北米商用車事業統括管理/商用車の輸入及び卸売り/コンポーネントの輸入及び供給
以上