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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'01.31.Fri
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2007'09.07.Fri

新日本石油、川崎事業所の「川崎工場」と「浮島工場」間を結ぶ海底トンネルが完成

川崎事業所の2工場間を結ぶ海底トンネルの完成について 

~安全操業体制と物流効率化の確立に向けて~


 当社(社長:西尾進路)は、当社グループの石油化学製品製造会社である新日本石油化学株式会社(社長:高橋良昭、川崎市)川崎事業所(所長:土師省司、川崎市)において、2006年8月より、川崎地区(川崎工場)と浮島地区(浮島工場)間の海底下に新たに海底配管を敷設する工事を進めておりますが、配管を敷設するための海底トンネルが、昨日8月2日(木)に完成しましたのでお知らせいたします。
 海底トンネルの規模は、直径2.2メートル、全長は1.2キロメートルで、トンネル内には直径3インチから8インチの配管を合計で10本敷設します。
 川崎事業所は、川崎地区と浮島地区とが大師運河によって隔てられた立地になっており、両地区は、海底配管13本(水素・エチレン・プロピレン等)および陸上配管4本(ナフサ・エチレン・メタン・ブタン)で結ばれていますが、このうち、地下に埋設されている陸上配管については、近隣に大型マンションが建設されるなどの環境変化に伴い、漏洩等が発生した際の周囲への影響が懸念されるようになってきました。
 そこで、こうしたトラブルによる災害を未然に防止するため、陸上配管を海底配管に置き換えることにいたしました。併せて、従来タンクローリーや船で転送していたものの一部を配管での輸送に切り替えることで、年間5億円程度の物流コスト削減を見込んでおります。
 今回のトンネルの工事には推進工法※を採用しましたが、特殊な掘進機および推進管を使用し、同工法としては例を見ない、長距離(全長1.2キロメートル)、かつ大深度(地下30メートル以上)での工事となりました。
 今後の工事計画としては、トンネル内の配管敷設工事と並行して地上部の配管工事も進め、2008年9月の川崎事業所の定修時に、地上部の配管との結合をもって完成します。総工費は約35億円を予定しております。
 当社グループは、今後とも、事故・災害の未然防止を前提とし、事業体制の強化を推進してまいります。


以 上


 ※先端に取り付けた掘進機で地中を掘削しながら、管を推し進めて埋設する工法
 
  
 <海底トンネルの入出口(浮島側)>
 <海底トンネルの内部>
 ※参考画像を参照

 
【別添資料】
 海底配管計画図
 新日本石油化学株式会社の概要

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