米GM、子会社「アリソン」とアイシン精機の合弁事業を今年7月末で解消
GMアリソン・トランスミッションとアイシン精機、日本での合弁事業の解消を発表
東京-ゼネラルモーターズ・コーポレーション(以下「GM」)の子会社、アリソン・トランスミッションとアイシン精機株式会社は、両社で設立した合弁会社「アイシン・ゼネラルモーターズ・アリソン(以下「AGMA」)の合弁事業を2007年7月31日付けで解消すると発表した。両社は、10年間の契約期間にわたり、日本の商用車市場における中型および大型トラック・バス向けオートマチック・トランスミッションの普及を十分に高めることができたとしている。
合弁は解消するが、アリソン・トランスミッションとアイシン精機はそれぞれの顧客に対し、自社製品の販売およびサポートを引き続き行う。アイシンは、現在 AGMAを通じて販売しているA500トランスミッションの販売を2007年第3四半期中にも個別に開始する。同様にアリソンも、1000、2000、 3000、4000シリーズといった製品や、オンハイウェイおよびオフハイウェイ用トラック・バス向けフルオートマチック・トランスミッションのトルクマチックモデルを、新会社「アリソン・トランスミッション・ジャパン株式会社」を通じて日本国内で販売する。
アリソン・トランスミッション-中型および大型バス・トラック、オフロード車や軍用車、TV(試験車両)向けオートマチック・トランスミッションの設計・製造を手がける大手自動車変速機メーカー。本社は米インディアナ州インディアナポリスにあり、北米、南米、欧州、アフリカ、アジアと、世界各地の流通・販売網を通じて製品サポートを行っている。詳細については、www.allisontransmission.comを参照。
アイシン精機株式会社-国内外に153の連結子会社を擁し、海外19カ国で事業を展開。従業員数は約66,300人。「品質至上」を基本理念に、同社のコア事業である自動車部品やシステム製品で実績を伸ばしているほか、住関連や他事業分野を強化するなど、新規事業開拓を積極的に行っている。詳細については、www.aisin.comを参照。
以 上