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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'01.31.Fri
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2007'09.07.Fri

日産自、高性能触媒技術を採用しクリーンな排出ガスを実現するディーゼル技術を発表

日産自動車、SULEVレベルのクリーンな排出ガスを実現するディーゼル技術を発表


 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、高性能触媒技術を採用し、米国カリフォルニア州の排出ガス規制SULEVレベル(北米排出ガス規制のTier2Bin2と同等)を可能とするクリーンディーゼル技術を発表した。

 同社のクリーンディーゼルを実現する技術は、燃焼技術(MK燃焼)*1、高性能触媒技術(HC・NOxトラップ触媒)、高度エンジン制御技術*2の3つである。
 今回発表した日産のHC・NOxトラップ触媒技術の特長は、NOxをトラップして浄化する層にHCの吸着層を追加し、吸着したHCと微量のO2を利用してNOx還元効率の高いH2やCOを生成して高効率なNOx浄化を実現することである。日産は既に北米排出ガス規制のTier2Bin5をクリアするクリーンディーゼル技術を公開しているが、このHC・NOxトラップ触媒技術によって、更に厳しいカリフォルニア州の排出ガス規制SULEVレベル(Tier2Bin5に対し、HC:約90%減、NOx:約70%減)*3の排出ガス性能を可能とした。
 
 日産は、ニッサン・グリーンプログラム 2010において、将来の排出ガス規制をクリアするクリーンディーゼル車を2010年度より拡大投入する計画を発表しているが、今回公開したクリーンディーゼル技術は、さらにその先の「大気並みのエミッション」を目指すという究極のゴールに向けた重要な技術であり、今後さらに実用化に向けた研究開発を強力に推進していく。


 【HC・NOxトラップ触媒の構造及びNOX浄化イメージ】
 【HC・NOxトラップ触媒と排出ガス浄化システムの構成】

  ※添付資料を参照


*1:MK(modulated-kinetic)燃焼:NOxとPMを同時に低減し、規制物質の発生をもとから抑える燃焼
*2:排出ガス中のO2濃度を高精度で制御し、良燃費とクリーンな排出ガスを両立する
*3:HC(NMOG)は、Tier2Bin5の0.0559g/km(0.09g/mile)に対して0.0062g/km(0.01g/mile)、NOxは、Tier2Bin5の0.0435g/km(0.07g/mile)に対して0.0124g/km(0.02g/mile)


以 上

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