東京ガス、「東京ガスCSR報告書2007」を発行
「東京ガスCSR報告書2007」を発行
東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲)は、企業の社会的責任(CSR)に関する取り組みを取りまとめた「東京ガスCSR報告書2007」を発行しました。当社は、1994年度に「環境報告書」の発行を始めましたが、2005年度から報告範囲をCSR活動全般に拡充し、「CSR報告書」として発行しており、本報告書が3冊目(環境報告書から通算して14冊目)となります。
当社は、「経営理念」とその実現のベースとなる「企業行動理念」に基づき、事業活動を通じて社会に貢献していくことを経営の根幹に位置づけ、CSRに関する取り組みを行っています。本報告書では、事業活動とCSRの取り組みの関連性を明確にするため、具体的な活動をガス・バリューチェーン(原料調達分野から都市ガス製造・供給分野を経て、販売・サービスなどの分野に至る事業の全容)に沿って報告しています。
なお、より詳細な情報をインターネットホームページ( http://www.tokyo-gas.co.jp/csr/report/index.html )に掲載し、情報開示の充実を図っています。
◆2007年版のポイント
報告書の編集にあたっては、持続可能な社会構築への貢献を目指した当社のCSR活動の全容が、お読みいただいた方に的確に伝わるように、わかりやすさを心がけています。
(1)様々なお客さまへの取り組みの相互関連が明確になるように、「販売・サービス」について、組織別ではなく、テーマ別に報告しています。(2005年版・2006年版は組織別に報告)(P34~P44)
(2)「2006~2010年度 グループ中期経営計画」において、CSRの重点的活動と位置づけた「保安・防災」「環境」「パートナーシップ構築」に関する取り組みを、ガス・バリューチェーンのなかで報告しています。(P23~P49)
(3)ガス・ガス機器の安全に関する問題について、特集(「最先端の安全へ」)として報告しています。(P7~P12)
(4)コーポレート・ガバナンス、経営体制、コンプライアンスなど、ガス・バリューチェーンを貫く基盤となる諸方針・マネジメントシステムに関する情報を、「CSR活動の基盤」として整理しました。(P13~P22)
(5)CSRの重要な要素であるステークホルダーとの対話(ステークホルダーダイアログ)の実施状況を報告しています。(P63~P64)
(6)CSR報告書を活用したPDCA(Plan Do Check Action)をさらに明確にするため、指標の掲載を充実して、2006年度の実績と2007年度のコミットメント・今後の課題を報告しています。
(7)GRI(Global Reporting Initiative)の「サステナビリティ リポーティング ガイドライン2006」を参照しています。
◆報告書の概要
(1)発行部数:日本語16,000部(8月6日発行)/英語1,000部(10月発行予定)
(2)大きさ等:A4カラー70ページ
(3)報告期間:2006年度(2006年4月~2007年3月)
(4)インターネットでの公開:日本語版(8月6日公開)、英語版(10月公開予定)
以上
◆<参考>
2006年度の主なCSR活動実績
(※ 関連資料を参照してください。)
◆今後の取り組み
本報告書を、引き続き、ステークホルダーの皆さまとのコミュニケーションツールとして活用していくとともに、報告書を活用したCSR活動のPDCAを実施していきます。
(※ <参考>2006年度の主なCSR活動実績は関連資料を参照してください。)