CTO、DIDシステム導入の顧客向けに管理・運用代行の「IT大臣サービス」を販売
「IT大臣サービス」発売
CTO株式会社(本社/東京都港区 代表取締役社長/蔡 永桂 電話/03-5484-8251 以下、CTOと記載)では8月6日から、CTOのシンクライアント・システムであるDID(Disk Image Distribution)システム導入の顧客に対してのサービス「IT大臣サービス」を販売することになりました。
このサービスはDIDシステムを導入した顧客に、一括してコンピュータ(サーバ)の管理をアウトソーシングしていただくことで、煩わしいメンテナンス業務から開放しようというもの。サーバ、クライアントPC、ネットワークの管理をCTOが代わってネットを介してリモート運用することで、顧客サイドの管理者が全く不在でもシステムの稼動が可能になります。特に、コンピュータの知識を持った管理者がいない中小企業やサービス業には歓迎されるものと期待しております。
概要は下記の通りです。
1.IT大臣サービスとは
シンクライアントの導入によって、パソコンの管理は個々にではなくサーバ上で一括管理できます。しかし、サーバの管理にはコンピュータに関する知識が必要となります。また、シンクライアントの稼働にはネットワークの安定運用が必要不可欠となり、ネットワークについても相応の知識が必要となります。
弊社ではDIDシンクライアントをご導入頂いたお客様に、サーバ、クライアントPC、ネットワークの管理を代わって運用させて頂く代行サービス「IT大臣サービス」をご提供いたします。
DIDシンクライアントの動作に必要不可欠なサーバ、ネットワークの管理、モニタリングの他、システム担当者が逐一行っているWindows、並びにソフトウェアの更新作業、ソフトウェアの追加削除作業も弊社が代行管理致します。常に最適な状態でコンピュータをご利用頂く事が出来ます。
また、システムに関するお問い合わせにつきましても、24時間、365日お問い合わせ可能のヘルプデスクをご利用いただけますので、常に担当者が居るという安心感を得られます。
[イメージ図1を参照ください]
2.「IT大臣サービス」を実現する"Linuxサーバ"と"ディスクイメージの差分管理"
「IT大臣サービス」は遠隔保守管理に優れたLinuxOS搭載のDIDサーバを中心としております。サーバとしての堅牢性、リモート機能の充実、セキュリティホールの少なさやその対応は従来のWindows2003サーバでは及ばない所にあります。
クライアントPCのソフトウェア更新の際には、弊社で作成した差分データを転送し、DIDサーバ内でパッチの様な形でデータを追加します。従来のリモートアップデートでは対応ソフトウェアは限定的、更新に必要なデータ量が大規模になっていましたが、差分データで管理できる事で、対応を多く、データ量を最小限にできます。
この手法によって遠隔での保守運用を実現しています。
[イメージ図2を参照ください]
3.面倒なコンピュータ管理のアウトソーシングを!
従来のクライアント・サーバの管理ソリューションでは「サーバ管理のみ」、「ヘルプデスクのみ」、「ソフトウェア更新のみ」といった形が多く、また統合ソリューションは駐在の専任スタッフの配置が必要など大規模向け運用が殆どで、小中規模向けには極めて割高となっていました。
IT大臣サービスはITの管理者がいない小規模事業所にも最適です。
多くの小規模事業所では、コンピュータの専任管理者は存在せず、若干詳しい者が通常業務と兼任しているケースが殆どです。専門家ではありませんので、対応できる範囲はごく限られる上、正確でない場合もあります。専門家に一任、アウトソーシングが業務効率への早道です。
インターネットカフェが例に挙げられます。年中無休で営業を行う店舗PCの保守管理、インストールされている数多くのゲームの更新、入れ替えなど、週単位での対応が求められるケースが多く、店舗スタッフだけで行う事は極めて困難です。
店舗スタッフはお客様対応に注力し、クライアントPCの管理業務は弊社にお任せいただく事で、お客様の満足度の向上に繋がります。
4.内部統制に向けて要求の高まるコンピュータソリューション
来年2008年4月1日以降の企業活動に適用となる日本版SOX法では、内部統制の基本的要素の6番目に「ITの活用」が盛り込まれ、ITによる内部統制の重要性が示されています。
この日本版SOX法、直接の対象は上場企業並びにその連結子会社となっておりますが、影響は取引先を始め、広範囲に及びます。対応のためのグループウェア、資産管理ソフトウェア、情報管理ソフトウェアなども多数になりますが、同時に導入に向けて頭を悩ませる管理者も多いのが現状です。苦労して環境を整え、稼働まで持ち込んでも、それだけでは終わりません。保守管理業務が日々ついて回るのです。
安価、迅速、安全なCTOのIT大臣サービスで、お客様のコンピュータの面倒を請け負わせて頂きます。
<料金体系>
※添付資料を参照
<DIDシステムを導入している主なお客様>
学校
CAD/CAMシステムを利用している企業
ネットカフェ
歯科医院
ビジネスホテル
オフィス など
<シンクライアントとは>
クライアントサイドにハードディスクを持たずに、サーバの集合ディスクにまとめた方式。
これまでに発生した機密情報の流出は、クライアントのハードディスクからのデータの抜き出しが原因の一つとして挙げられます。さらに、2005年4月の個人情報保護法施行により、個人情報の取り扱いについては厳重な対応が求められています。シンクライアントシステムを導入し、クライアントにハードディスクが無いことで個人情報の流出は激減するものとみられています。
また、クライアントからハードディスクを除去することで、システム全体の信頼性が向上し、エネルギー消費量、発熱量を軽減できます。
さらに、ソフトウエアの管理もサーバ側で一元的にできるなど、TCOを大幅に削減します。
CTOが提供する「DIDシンクライアントシステム」は、ネットワーク・ブート型であり、各
PCのディスク(Cドライブ)をDIDサーバーの集合ディスクにまとめた方式であるため、これまでの「サーバーベースドコンピューティング」方式にはない、柔軟かつ安全で、安価な運用が可能です。通常のアプリケーションがそのまま稼動します。
<会社概要>
■CTO株式会社
設立 1998年7月
資本金 1億円
代表者 代表取締役社長 蔡 永桂
本社所在地 〒108-0023 東京都港区芝浦4-18-25
事業 1.パソコンの輸入および販売
2.パソコン関連部品の輸入および販売
3.シンクライアントソリューション事業
URL: http://www.cto.co.jp
■First International Computer,Inc.
創立 1980年
資本金 2億5000万USドル
従業員数 4,500名
本社 台湾、台北市
海外拠点 香港、北京、日本、アメリカ、オランダ、ブラジル、イギリス、チェコ共和国、ドイツ、アラブ首長国連邦
URL: http://www.fic.com.tw/
*CTO(株)は、コンピュータメーカーとして、世界有数の実績を誇るワールドワイド企業First International Computer,Inc.(FIC)のグループ企業です。