NTTアイティ、「マジックコネクト2.0」のASPサービスとシステム製品を発売
大規模事業所向け高品質ユビキタスVPN
「マジックコネクト2.0」のASPサービスとシステム製品を新発売
~社内のファイルを一切持ち出さず、社内と同じ環境でテレワーク~
NTTアイティ株式会社(以下:NTTアイティ、本社:横浜市中区、代表取締役社長:岡田和比古)は、従来より、社外の任意のPCやシンクライアントに個人専用のUSBキーを挿すだけで、社内の特定のPCを社外から自在に操作できるマジックコネクトを販売してまいりました。
このたび、ネットワークの混雑や大規模事業所の多くが使用しているプロキシサーバによる操作性の低下を抑制する技術を適用した新しい「マジックコネクト(MagicConnect)2.0」を開発し、8月7日よりASPサービスとシステム製品の販売を開始するとともに、お試しUSBキーの貸し出しを開始いたします。なお納品開始は10月を予定しています。
■販売開始の経緯
マジックコネクトは、個人専用のUSBキーをインターネットに接続された任意のPCに挿すだけで、安全、簡単、ユビキタスにテレワークができる製品で、「第7回テレワーク推進賞・優秀賞」や「SOHO AWARDS 2006 選考委員賞」を受賞し、法人ユーザを中心に約350社でご利用いただいております。
しかしながら、アクセスラインが混雑しているインターネット接続環境での利用、インターネット接続をプロキシサーバ経由で行っている大規模事業所での利用において、一部操作性が低下する場合がありました。
そこで、上記利用環境における操作性の低下を抑制する開発を進め、操作性が一層向上したユビキタスVPN「マジックコネクト2.0」を製品化しました。今回、インターネット接続をプロキシサーバ経由で行っている大規模事業所のユーザ向けに、「マジックコネクト2.0」のASPサービスとシステム製品の販売を開始いたします。また、販売開始にあたり、「マジックコネクト2.0」実用性を実際にお試しいただくため、お試しUSBキーの貸し出しも実施いたします。
<図1 マジックコネクトの概要>
※添付資料を参照
■「マジックコネクト2.0」の特徴
マジックコネクトは、インターネット接続環境があればどこからでも、社内の自席PCやサーバ(以下、対象機器)へ社外のPC(以下、操作PC)から個人専用USBキーを利用して、簡単、安全、確実に接続し、対象機器を自在に操作することを可能とします。
「マジックコネクト2.0」は、従来の「マジックコネクト」のQoS(サービス品質)を向上させた製品です。
主な特長は以下のとおりです。
1.混雑したネットワーク、プロキシサーバ利用環境における操作性の低下を抑制
2.既設のルータ/ファイアウォールの設定変更が不要
3.IDとパスワードに加えて個人専用USBキーを使用する認証により「なりすまし」を防止
4.個人専用USBキーに全てのソフトウェアを封入しているため、操作PCは任意のWindows PC、シンクライアントが利用可能
5.社内の対象機器から操作PCへのファイルダウンロード、コピー&ペースト、プリントアウトを禁止できるため、故意または誤操作による社内情報の漏洩を防止
■「マジックコネクト2.0」の提供形態
(1)ASPサービス
当社が運営する中継管理サーバをお客様が共同利用するサービスです。従来の「マジックコネクト」のASPサービスに比較して、混雑したネットワーク、プロキシサーバ利用環境でもストレスなく使用できるようになりました。
利用できるUSBキーは、対象機器から操作PCへのファイルダウンロード、コピー&ペースト、プリントアウトを禁止したNDL(Non Down Loadable)のみとなります。
USBキーとしてファイルダウンロード等が可能なPROをご利用されたいお客様、従来の「マジックコネクト」をストレスなくお使いのお客様は、これまで通り「マジックコネクト」をご利用いただけます。
(2)システム製品
自社専用の中継管理サーバを設置されるお客様向けの製品です。サーバライセンスとして、NDLのUSBキーのみが利用できるNDLエディション、NDLとPROの両USBキーが利用できるスタンダードエディションの2タイプがあります。
■「マジックコネクト2.0 ASPサービス」の概要
年額使用料 18,900円/アカウント(消費税込み)
初期費用 15,750円/アカウント(消費税込み) NDLのUSBキーを含む
契約アカウント数 1アカウントから可能
最小契約期間 1年間
対象機器ソフトインストール許諾 アカウントあたり1台の対象機器
無料お試し 30日間可能
■「マジックコネクト2.0システム製品」の概要
※添付資料を参照
■「マジックコネクト2.0」の利用例
1.社員の出張先、自宅などからのテレワーク
2.在宅勤務者の社内へのアクセス
3.納入したシステムの遠隔保守、遠隔操作
4.海外・国内遠隔地から本社へのアクセス
5.会社施設内の遠隔モニタリング
(以上の利用イメージは、http://www.magicconnect.net/をご覧ください)
■販売開始時期と販売目標
ASPサービス、システム製品の販売開始:2007年8月7日
販売目標:ASPサービス;年間10,000アカウント、システム製品;年間20システム