住友金属グループ、中国鋼鐵グループとの関係を強化
当社と中国鋼鐵グループの更なる関係強化について
－タイスミロックス社への中国鋼鐵グループの資本参加の件－
このたび、住友金属工業グループの電磁鋼板専門加工センターであるタイスミロックス社（Ｔｈａｉ Ｓｕｍｉｌｏｘ Ｃｏ．，Ｌｔｄ：社長 佐藤 雄樹・本社 タイ王国アユタヤ県）に、中国鋼鐵（Ｃｈｉｎａ Ｓｔｅｅｌ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ：董事長 林 文淵・本社 台湾高雄市）グループの主要子会社である中貿国際（Ｃｈｉｎａ Ｓｔｅｅｌ Ｇｌｏｂａｌ Ｔｒａｄｉｎｇ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ：社長 陳 坤木・本社 台湾高雄市）が資本参加することとなりました。
住友金属工業と中貿国際、更に中貿国際の親会社である中国鋼鐵との間で本年８月末の株式譲渡に向けての基本合意に達しました。中貿国際の出資比率は１５％となります。
タイスミロックス社は１９９０年の設立以来、鉄鋼メーカー直系の加工・販売センターとして、スリット・プレス加工などのサービスを通じて日系のお客様を中心に高い評価を得ております。住友金属グループは増大する東南アジアでの電磁鋼板需要に対応するため、昨年末にタイスミロックス社にてプレスラインの増設を行いました。一方で生産能力増強を図ってきた中国鋼鐵グループはタイにおける加工・販売拠点を確保でき、双方にメリットのあるビジネスの展開をすることが可能になりました。
併せて当社は、ベトナムでの中国鋼鐵グループのコイルセンター事業への資本参加を検討中です。中貿国際は０８年央を目処にホーチミン市郊外にコイルセンターを設立する予定であり、詳細については決定次第改めて発表させていただきます。
当社と中国鋼鐵は、これまでも当社グループから中国鋼鐵グループへのスラブ供給に関する提携関係を結んでおり、このグループ会社間投資を通じて更なる関係強化を図って参ります。
※以下は添付資料を参照
＜ご参考１：資本構成＞
＜ご参考２：会社概要＞
以 上