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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'01.31.Fri
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2007'09.14.Fri

IDC Japan、国内ストレージサービス市場動向および予測を発表

国内ストレージサービス市場動向および予測を発表 

・2006年における国内ストレージサービスの売上は、前年比8.8%増の成長1,874億円
・プロフェッショナルサービスが好調で、サービスの収益性が向上
・今後、コンプライアンス対応、リスクマネージメント強化、インフラストラクチャー統合などの要求増で2011年までの年間平均成長率は6.7%と予測


 IT専門調査会社IDC Japan株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1-13-5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内ストレージサービス市場の2006年の売上実績と、2011年までの予測を発表しました。これによると、2006年の国内ストレージサービスの売上は前年比8.8%増の1,874億円となりました。IDCでは国内ストレージサービス市場の2006年から2011年までの年平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)は6.7%と予測しています。

 2006年の国内ストレージサービス市場は、プロフェッショナルサービスと保守サービスの売上がともに増加しました。特にプロフェッショナルサービスの拡大が顕著で、ストレージサービス全体の売上成長率は2005年を2.2ポイント上回りました。この背景には、国内企業の経営課題としてコンプライアンス、リスク管理、事業継続性などが注目を集めるなか、ストレージインフラへの要求が高度化している事実があります。データの確実な保護、可用性の確保、運用効率化の実現を迫られたユーザー企業では、プロフェッショナルサービスの効果的利用と保守契約のアップグレードが進んでいます。

 市場拡大の加速以外の要因としては、サービスビジネスのマージンの向上が挙げられます。これまでも、サービス提供ベンダーやシステムインテグレーターは、サービスの価値に応じて対価を得る仕組みへと転換を図ってきましたが、顧客マインドや商習慣を変えるのは容易ではありませんでした。しかし、2006年には、ベンダーが行ってきたサービスメニューの整備とユーザー側のサービス需要拡大が重なり、アセスメントサービスを中心としてサービスへの投資価値が認知されてきました。国内ストレージサービス市場では、いわゆる「人月課金」から脱却し、定型化されたサービスの価値に基づく課金体制へと変化の兆しが見られます。

 現在、ストレージサービス市場を牽引しているデータ保全や事業継続への要求に加えて、今後は、国内企業のストレージインフラが統合に向かうことで、ストレージサービス市場はさらに拡大すると考えられます。内部統制や情報セキュリティの強化が要求され、運用管理の効率化が必要となることから、企業内ストレージには全体最適化が求められるとIDCではみています。ストレージインフラ再構築のためにプロフェッショナルサービスの需要が高まることに加え、統合されたストレージには高いサービスレベルが要求され、保守サービスも一層高度化されていくと予測されます。

 IDC Japanストレージシステムズ リサーチマネージャーの鈴木 康介は、「現在、国内市場においてストレージに関するプロフェッショナルサービス、保守サービスの売上が拡大している背景には、ストレージシステムの運用やデータ管理に課題を認識し、サービスの利用価値を見いだすユーザー企業が増えてきたことがある。データ保有容量の増加以外にも、コンプライアンス、事業継続、セキュリティ確保、フォレンジックなど、データ管理に関しては取り組むべき課題が多い。ストレージ製品が多様化する中で、顧客の現状や将来計画に合わせたストレージ基盤を構築するには高度な専門性が必要となっており、サービスの重要性は増していくであろう」と分析しています。

 今回の発表はIDCが発行したレポート「国内ストレージサービス市場 2006年の分析と2007年~2011年の予測」(J7400312)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内ストレージサービス市場を「コンサルティング」「導入・構築サービス」「管理・運用サービス」「保守サービス」の4つのカテゴリに分類し、2006年売上実績調査と、2007年~2011年の市場予測を行っています。また、ストレージサービスを提供しているベンダーのビジネス傾向について、業態ごとにITベンダー、ストレージハードウェア/ソフトウェアベンダー、独立系システムインテグレーターに分類してその特徴を分析し、主要ベンダーやシステムインテグレーターについては2006年の売上集計とともに、サービス提供体制や重点サービスメニューなどを解説しています。

 (※レポートの詳細については IDC Japan へお問合せ下さい。)

 国内ストレージサービス市場 2006年の分析と2007年~2011年の予測 
 http://www.idcjapan.co.jp/Report/Storage/j7400312.html


<参考資料>
 国内ストレージサービス市場売上実績および予測、2005年~2011年
  ※ 関連資料参照


【一般の方のお問合せ先】
 IDC Japan(株)セールス
 Tel:03-3556-4761 Fax:03-3556-4771
 E-Mail: jp-sales@idcjapan.co.jp
 URL: http://www.idcjapan.co.jp

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