日本産業機械工業会、6月の環境装置受注状況を発表
平成19年6月 環境装置受注状況
本月の受注高は、606億4,800万円で、前年同月比146.9%となった。
1.需要部門別の動向(前年同月との比較)
1)製造業
鉄鋼向け排煙脱硫装置の増加により132.4%となった。
2)非製造業
電力向け排煙脱硫装置、排煙脱硝装置、その他非製造業向け事業系廃棄物処理装置の増加により149.1%となった。
3)官公需
下水汚水処理装置、都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置、騒音振動防止装置関連機器の増加により150.0%となった。
4)外需
排煙脱硝装置、排ガス処理装置、水質汚濁防止装置関連機器、ごみ処理装置関連機器の増加により221.6%となった。
(なお、外需は月により変動が大きい。)
2.装置別の動向(前年同月との比較)
1)大気汚染防止装置
鉄鋼向け、電力向け排煙脱硫装置、電力向け排煙脱硝装置の増加により226.6%となった。
2)水質汚濁防止装置
電力向け、官公需向け産業廃水処理装置、官公需向け汚泥処理装置の減少により62.8%となった。
3)ごみ処理装置
官公需向け都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置の増加により185.7%となった。
4)騒音振動防止装置
官公需向け騒音防止装置関連機器が増加した。(前年同月比は、前年同月の受注金額がマイナスのため比率を計上できず。)