ゴールドマン・サックス証券、「海運セクターバスケットeワラント」を取り扱い開始
海運セクターへのテーマ投資をeワラントで可能に!
「海運セクターバスケットeワラント」
8月20日より取扱い開始!
ゴールドマン・サックス証券株式会社(社長:持田昌典、所在地:東京都港区:以下「ゴールドマン・サックス証券」)は、2007年8月20日(月)より、「海運セクターバスケット eワラント」の取扱いを開始します。
エネルギー市況や国際情勢にもその動向が左右される海運セクターは、このところ多くの企業が増益を発表しており、投資対象として注目を集めています。そこで、ゴールドマン・サックス証券eコマース部では、投資家の皆様に利便性の高い投資機会を提供するため、海運セクターの銘柄群を投資対象とする「海運セクターバスケット eワラント」を開発いたしました。
投資家が自ら独自にテーマ投資を行うために業界全体の動向を把握し、投資候補となる銘柄をいくつか選定するにはかなりの時間と労力が必要となります。また、投資資金の面でも、海運セクターバスケットの構成銘柄の株式を最低単元ずつ購入した場合、約687万円もの金額が必要で(7月30日終値ベース)、しかもその場合結果として最低購入金額が高い銘柄への集中投資となってしまいます。つまり、株式で複数の海運セクターの銘柄への分散投資を行うには相当の資金と労力が必要となってしまうと考えられます。しかも、せっかく選んだ銘柄だけが相場の上昇についていかないという結果になってしまうこともあり得ます。一方、海運セクターバスケットeワラントを用いれば、自ら銘柄を選出する手間をかけずにテーマ投資が行えることに加え、数万円程度から投資が可能となり、設定時の比率で分散投資の効果も期待することができます。また、eワラントは投資金額以上の損失が発生することがないため(手数料を除く)、損失も限定されていると言えるでしょう。
「バスケット eワラント」は、'市場で動向が注目されている'をキーワードとしてカテゴリー化される上場株式群(バスケット)を1つの投資対象として指数(インデックス)を算出し、それを投資対象とするeワラントです。その構成テーマは、ゴールドマン・サックス証券のグループ会社であるゴールドマン・サックス・インターナショナルが機動的に選択し、また発行後は電子的マーケット・メイクを行います。
◆海運セクターの銘柄への投資を海運セクターバスケットeワラントによって行なうメリット
・銘柄を個別に選択することなくテーマ投資が可能
・株式投資に比べて一般に大きなリターンの可能性に挑戦できる
ただし、eワラントの価格形成には対象原資産の価格変動に加えて時間経過等さまざまな要因が影響を与えます。また、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があるので注意が必要です。なお、多くの場合eワラントの価格は、時間の経過に伴い、営業日であるか否かに関わらず暦日上(カレンダーベース)の1日単位(土日祝も含みます)で減少していきます。(ただし、極端なイン・ザ・マネー状態にあるものや一部の為替eワラント等の例外があります)
・損失が投資元本に限定されている(手数料、税金を除く)
・9:00から23:50まで取引可能(ただし、取扱証券会社によって取引時間が異なる。また、取引停止時を除く)
・数万円程度から投資可能
・主要オンライン証券5社を通じて取引を行なうことが可能
・262円~2,100円の割安な売買手数料(取扱証券会社によって異なる)
◆取扱証券会社
「海運セクターバスケットeワラント」の取扱いは、SBIイー・トレード証券株式会社、カブドットコム証券株式会社、松井証券株式会社、マネックス証券株式会社、楽天証券株式会社(50音順)の5社にて行なう予定です。
◆海運セクターバスケットの構成銘柄
(※ 関連資料を参照してください。)
◆海運セクターバスケットを対象に発行されるeワラントの詳細
(※ 関連資料を参照してください。)
◆「eワラント」の概要
・対象原資産:国内外個別株式、国内外株価指数、バスケット、為替リンク債(米ドル、ユーロ、豪ドル、カナダドル、英ポンド、ニュージーランドドル、南アフリカランド)、コモディティリンク債(原油(WTI)先物リンク債、金リンク債、銅リンク債、アルミニウムリンク債、コーン先物リンク債、大豆先物リンク債)、国債先物
・満期:発行時から3ヶ月-1年程度
・最低必要資金:数万円程度(1単位当たり約10円)
・取引単位:1,000ワラント単位
・取引価格:ゴールドマン・サックス・インターナショナルが売値・買値を決定
・取引決済:取引日の3営業日後(通常の株式の決済と同様)
・配当金等:配当金、株主優待無し(ただし、満期日までの予想受取配当金はあらかじめ購入金額の計算に織り込まれています)
・主なリスク
-価格変動リスク:一般に対象原資産に比較して価格変動リスクが高く、損失の可能性が極めて高いものになっています。
-信用リスク:発行者のゴールドマン・サックス・インターナショナル及び保証者のザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクが破綻などの事態に陥った場合には、権利の一部または全部が支払われないことがあります。
-取引停止リスク:システムに異常が生じた場合や、対象株式の売買が停止している場合、その他ゴールドマン・サックス・インターナショナルがマーケット・メイクを行わない場合などには、取引ができません。
-税務リスク:総合課税となります。また、将来税制が投資家に有利、又は不利に変更される可能性があります。
-決済リスク:事務手続きのトラブル、決済機関のトラブル等により、購入代金の払い込み、売却代金の受取りに支障をきたす可能性があります。
-ミストレード:「カバード・ワラントのミストレードに関する規定」で定める内容に従い、取扱証券会社から投資家にミストレードの通知がなされた場合には、本規定の手続きにしたがって当該ミストレードは取り消されます。
詳細につきましては、最新の「外国証券内容説明書」にて必ずご確認ください。
【 ゴールドマン・サックス証券について 】
ゴールドマン・サックス証券株式会社は、ニューヨーク証券取引所上場の世界最大手の投資銀行、ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクの子会社です。1974年に東京駐在員事務所開設、1986年に外国証券会社として初めて東京証券取引所の正会員となりました。投資銀行かつ証券会社の機能を有し日本の企業、金融機関、政府機関、個人顧客に対して、幅広い金融サービスを提供しています。
(※ 海運セクターバスケットの構成銘柄、海運セクターバスケットを対象に発行されるeワラントの詳細は関連資料を参照してください。)