ソニー・エレクトロニクス・インクが、全米リサイクル・プログラムを導入
~ コンスーマー・エレクトロニクス商品全てが対象 ~
米ソニー・エレクトロニクス・インクは8月16日(米国現地時間)、全米リサイクル・プログラムを導入する旨の発表を米国ニューヨークで行ないました。以下に要旨をお知らせいたします。発表内容の詳細については英文プレスリリースをご参照下さい。
(米国ニューヨーク発、2007年8月16日)
ソニー・エレクトロニクス・インク(以下SEL)は、環境に配慮した使用済み電子機器の廃棄・リサイクルを推進すべく、コンスーマー・エレクトロニクス商品を対象とした全米リサイクル・プログラム“The Sony Take Back Recycling Program”を導入し、9月15日より開始いたします。本プログラムは、SELと米国最大手の廃棄物管理サービス会社Waste Management Inc.(本社:テキサス州・ヒューストン)の子会社WM Recycle America, LLC(以下、WMRA)が共同で実施、WMRAが全米各地に展開する75ヶ所の廃棄センターにて、ソニー製品全てを無料でリサイクルします。米国において、大手エレクトロニクス企業と大手廃棄物管理サービス会社が共同で、全国規模のリサイクルを実施するのは初めての試みです。
ソニーは今後も本プログラムをさらに拡張し、廃棄センターは、1年以内に少なくとも、各州に1ヶ所、全米で150ヶ所に設置される予定です。またSELとWMRAは、将来的には米国民の95%が、廃棄センターに20マイル圏内でアクセスできるように、本プログラムを展開していきます。なお廃棄センターでは、使用済み機器の直接の持ち込み以外に、郵送でも受付を行ないます。
SEL社長兼COOのスタン・グラスゴーのコメント
「ソニーは、商品のご購入後もお客様に最高のレベルのサービス・サポートを提供してまいります。ソニーが製造した全ての機器について廃棄リサイクル手段をお客様に提供することは、ソニーの責務ではないかと考えています。この“The Sony Take Back Recycling Program”を通じて、当社は環境に配慮した方法でリサイクルを実行してまいります。」