ノーリツ鋼機、DP店など向けに多機能で拡張性の高いデジタルミニラボ2機種を発売
高能力モデルで拡張性高いデジタルミニラボ
「QSS‐3704」「QSS‐3705」を発売
ノーリツ鋼機株式会社(本社:和歌山市梅原)は、多機能・高性能を発揮しDP店・スタジオなど幅広いお客様に活用いただける高能力デジタルミニラボ「QSS‐3704」「QSS‐3705」の2モデルを新たに発売致します。
今回の「QSS‐3704」「QSS‐3705」は、すでに発売中の「QSS‐37シリーズ」の新たなラインナップで、1時間にL判(127 × 89mm)の写真を最大2,560枚プリントすることができる高能力モデルとなります。また、操作部(PC、モニター、スキャナーなど)は、それぞれが独立しているため任意のテーブルへ設置するなどの自由なレイアウトが可能です。
さらにネットワークプリンターとして、複数の入力端末からのプリントデータの入力や1台の入力端末に対して複数台を接続してのプリント処理などに対応可能となるなど、使いやすさと効率化を実現することで多様化するお店のニーズにフレキシブルにお応えできます。
1.「QSS‐37」シリーズの主な特長
(1)高画質エンジンを搭載
QSS‐37シリーズにはレーザーエンジン※を搭載しています。イメージデータを300dpiの高画質で鮮明な銀塩プリントに再現します。
※富士フイルム株式会社との協業により、レーザーエンジンについては富士フイルム株式会社より技術協力を受けて開発しております。
(2)画像処理技術「AccuSmart(TM)」搭載
ノーリツ鋼機が独自に開発した、視覚そのままの自然な美しさを簡単に表現できる画像処理技術「AccuSmart(TM)」を搭載。あらゆる入力ソースをイージーオペレーションで補正し、デジタルならではの超高画質プリントを実現します。
(3)新フィルムスキャナーの選択購入が可能(別売)
フィルムキャリアを交換することで120(220)まで対応のHS‐1800、135とIX240に限定したLS‐600(600コマ/時)/LS‐1100(1,200コマ/時)、またスキャナー無しと、お店の形態により新フィルムスキャナーを選択することができます。
(4)新オペレーションソフトウェア「EZコントローラー」(別売)
通常のPJPによるプリント操作をはじめ、付加価値プリントの作成、オーダー管理など利便性に優れた各機能を視覚的に簡単に操作することができます。また始業・終業点検においても点検内容に応じて作業内容を画像で紹介。注意事項などがある場合にも分かりやすい表示になっています。
(5)セットアッププリントの自動測定処理
測色計をプロセサー部に装備、セットアップ処理の場合に、セットアッププリントが乾燥ユニットから自動的に測色計に挿入し測定されるので、従来の手動の測定作業が不要です。
また、設定したタイミングに自動でコントロールストリップを処理する「コンスト自動挿入ユニット」もオプション設定しています。
(6)割り込みプリントお知らせ機能
大量オーダープリント中の割り込みオーダーに対応。また、オーダーソーターには表示用のLEDが標準内蔵されており、割り込みしたプリントがどの受皿にあるかをLEDでお知らせします。また、「QSS‐3704」においては、ワイド版(10インチ)のオーダーソーターも選択可能です。
※ワイド版(10インチ)オーダーソーターは、割り込みプリントお知らせ機能は未対応。
(7)迅速処理ケミカル仕様に対応
従来機同様各社仕様の多彩なケミカルに対応することができる上、高能力モデルとしては初めて富士フイルム製迅速処理仕様薬品「フジカラー シンプルイットE(CP‐49E)」の使用を可能にいたしました。
通常処理仕様に比べ1stプリント時間を短縮でき「超速プリント」にお勧めです。
なお、「QSS‐3705」につきましては、CP‐49E仕様のみが使用可能です。
※使用するペーパーは、ケミカルの種類に応じた指定のものに限ります。
(8)最大送り914.4mmまでの長尺プリントが可能
ペーパー幅は最大305mmまで対応し、標準で最大送り914.4mmまでの長尺プリントが可能であるため、多彩なプリントサービスに対応できます。
(9)トリプルマガジン/クアッドマガジンに対応(工場オプション)
マガジン交換をすることなくサイズの異なるペーパーに対応でき、交換もワンタッチです。
(10)多彩なオプションをご用意
「MD‐2ユニット」、「Bravo(TM)II/Rimage(TM)対応」、「DVD書き込み」など多彩なオプションをご用意。お客様のビジネスに応じたサービスの拡張が可能です。
※主な仕様は、添付資料をご参照ください。