アスクル、東北・北海道エリアの新物流拠点「仙台ＤＭＣ」を新設
アスクル、
東北・北海道エリアの新物流拠点「仙台ＤＭＣ」を新設、稼動
アスクル株式会社 （本社：東京都江東区、社長：岩田彰一郎、 http://www.askul.co.jp/ 、以下アスクル） は、東北・北海道エリアの新しい物流拠点となる「仙台ＤＭＣ（プロロジスパーク仙台」（以下、仙台ＤＭＣ）を仙台市宮城野区に新設し、８月２３日より本格稼動を開始します。
同施設は、物流施設専門の不動産開発会社プロロジス（日本本社：東京都港区、プレジデント兼日本共同ＣＥＯ：山田 御酒、三木真人、 http://www.prologis.co.jp/ 、以下プロロジス）に依頼し建設を進めていたもので、従来の物流拠点（「仙台センター」）の３倍強に当たる延床面積約１１，５９５坪（約３８，２２６平方メートル）、地上４階建という東北エリアで最大級の規模を誇る最新物流施設です。
１階部分東西の両面に高床式トラックバースを設置し、シームレスで迅速な作業が可能なスルー型となっています。さらに、地上から３階部分に直接大型車両がアクセスできるスロープ（車路）によって、１階と３階部分のトラックバースを荷物や用途によって使い分けることができるため、荷役作業の高効率化を実現できます。また、３階へのスロープには融雪装置（自動融雪剤散布装置）を設置し、冬季における風雪の吹き込みなどを防ぐため、３階トラックバースに面する車路を半屋内化するなど、全天候対応の物流センターとなっています。オフィススペースには、高いセキュリティ機能をもった最新の設備を備えています。
新物流拠点は、仙台港から約５分、仙台市中心街から１１キロメートル、宮城県道１０号塩釜亘理線沿いにあり、三陸自動車道仙台港北インターチェンジへ至近の場所に立地しています。仙台港や空港などの重要物流ハブへのアクセスに優れ、北そして東日本をカバーできる国内物流の戦略的拠点として理想的な場所にあります。
アスクルは、東北・北海道エリアにおける物流拠点として２０００年７月に「仙台センター」（仙台市宮城野区）を開設しました。その後、サービスの急拡大や物量の増加に対し、センター周辺の外部倉庫を利用することでその成長スピードに対応してきましたが、ここ数年は複数の外部倉庫利用による物流費の増加など生産性が課題になっていました。いっぽう、１９９３年に文具・事務用品の取り扱いでスタートしたアスクルのデリバリーサービスも、現在ではその商材を生活用品、家具、医療・介護関連施設や飲食店向けの消耗品にまで拡大しており、今後の商材の拡大によるさらなるビジネスチャンスの獲得に向け新たな取り組みを進めています。このような状況の中、アスクルは、分散する外部倉庫の大型センターへの集約統合による余剰物流費の圧縮を目指し、また今後の事業展開を見据えた効率的且つ継続的な事業運営を支える次世代型の高機能物流拠点「仙台ＤＭＣ」を新設するに至りました。
「仙台ＤＭＣ」は、アスクルが推進する独自のＩＴ戦略「ｅ－プラットフォーム」の次世代モデルを担うコアセンターとして、新たな成長ステージにたつ同社のロジスティクス戦略を牽引していきます。
＜アスクル 仙台ＤＭＣの概要＞
名称 ： アスクル 仙台ＤＭＣ（プロロジスパーク仙台）
所在地 ： 〒９８３－００１３宮城県仙台市宮城野区中野字新沼１２－１
竣工日 ： ２００７年１月２４日
稼働開始日 ： ２００７年８月２３日
敷地面積 ： １９，２８２平方メートル（５，８３３坪）
建築面積 ： １１，３４５平方メートル（３，４３２坪）
延床面積 ： 約３８，２６６平方メートル（約１１，５９５坪）
建物階数 ： 地上４階建
トラックバース ： ３３バース（１、３階の合計）
駐車場 ： 約１４０台
以上