十条電子、防水仕様のＵＳＢメモリー「ソリッドキーサイファー２」を発売
"情報を安全確実に持ち歩く"暗号化ＵＳＢメモリー
「ＳｏｌｉｄＫｅｙ Ｃｉｐｈｅｒ２」の発売を開始します。
ソリッドキー サイファー ツウ
コンピュータセキュリティー機器販売の十条電子株式会社（本社：埼玉県川口市、竹林春海社長）は、安全確実で便利に使えるＵＳＢメモリー、「ソリッドキーサイファー２」を来る８月２４日、発売する。ソリッドキーサイファー２は、（１）ＰＣへの抜き挿し寿命が５０００回と長く（通常は１５００回）、（２）洗濯してしまっても大丈夫な防水仕様で、（３）格納する全データは自動的に暗号化され、（４）暗号化されたファイルを安全に編集も出来る、という特長を持つ。
ＵＳＢメモリーは便利な反面、紛失や盗難されての情報漏洩事故が頻発しており、またほとんどのＵＳＢメモリーはコーヒーをこぼしたり、うっかり洗濯してしまうと大事な情報が消えてしまうリスクがあるなど問題も多く、使用を禁止する企業が多かった。
ソリッドキーサイファー２は機械的に強いＵＳＢコネクタを使用して多数回の試験を実施、それを元に５０００回の抜き差し寿命を保証している。これは毎日４回の挿抜をして１年２５０日稼動するとして、５年間の安定な接触を保証することになる。
ソリッドキーサイファー２は防水では最も厳しいＪＩＳ Ｃ０９２０：２００３ ＩＰ２８の試験をさらに厳しくして合格済、また独自に実際洗濯機での試験を繰返して、洗濯しても大丈夫である事を確認済み。オフィスでコーヒーをこぼしても水洗いして乾かせば中のデータに再度アクセスできる。
もちろんソリッドキーサイファー２内部に格納するデータは全部ＡＥＳ２５６Ｂｉｔという国際規格の強力な方式で自動的に暗号化されるので、紛失などしても情報漏洩の心配は無い。ソリッドキーサイファー２の記憶内容を見るには８桁以上のパスワードを入力する必要があり、５回以上それを間違えると内部のデータは全部消去される。
また、暗号化されたソリッドキーサイファー２内のファイルをダブルクリックする事で、関連付けられたアプリケーションを呼び出してそのファイルを閲覧、編集などし、暗号ファイルに上書き保存する事が出来る。これによって一旦デスクトップなどに出して暗号解除し、それを編集、再び格納、自動的に暗号化し、デスクトップの暗号解除されたファイルをゴミ箱に捨て、ゴミ箱を空にするという、通常かかる手間が省ける。
ソリッドキーサイファー２は、中央官庁、大手金融機関、有名教育機関などで好評を博したソリッドキーサイファー／ディスクキーサイファー Ｖｅｒｓｉｏｎ１に、特に挿抜寿命、防水性能、暗号ファイルの直接編集の仕様を付加し、また暗号ファイルのエクスプローラの機能を大幅に向上させて利便性を増し、今までＵＳＢメモリーを禁止していた民間企業、教育現場、公共企業体などでの一括採用を目指す。対応ＯＳはＷｉｎｄｏｗｓ ２０００、ＸＰ、Ｖｉｓｔａ、ＷＯＷ６４対応。メモリー容量は１２８Ｍ、５１２Ｍ、１Ｇ、２Ｇの４種類で定価はそれぞれ、３９８０円、７９８０円、１３８００円、１９８００円。十条電子ではソリッドキーサイファー２を今後１年間で合計１０万台販売する計画である。
■対応ＯＳ
Ｗｉｎｄｏｗｓ ２０００／ＳＰ３以上、Ｗｉｎｄｏｗｓ ＸＰ、Ｗｉｎｄｏｗｓ Ｖｉｓｔａ ３２ｂｉｔ、Ｗｉｎｄｏｗｓ Ｖｉｓｔａ ６４ｂｉｔ（３２ｂｉｔ互換ＷＯＷ６４）
言語： 日本語、英語 中国語
〔会社概要〕
●名称 ：十条電子株式会社
●代表者：代表取締役社長 竹林春海
●所在地：【本社】〒３３３－０８５７ 埼玉県川口市小谷場１１２１
●ＵＲＬ ：http://www.jujo-e.com/