日本ショッピングセンター協会、7月のSC販売統計調査報告を発表
SC販売統計調査報告 2007年7月
7月既存SC前年比:-4.2%
SC総売上高(推計)2兆4,198億円(前年比 -0.1% 全SCベース)
■売上高
7月の既存SCの前年同月比売上高は-4.2%と2005年2月に記録した-5.6%以来の大幅な落ち込みとなった。梅雨明けが遅れ、夏物商品の需要が伸び悩んだ。また夏のバーゲン開始日を6月末に前倒したSCがあったこともマイナス要因のひとつに挙げられる。
業種別では不調業種は婦人衣料、雑貨となっている。
キーテナントでは紳士・婦人衣料が不調であった。
■立地別(表-1)
すべての地域でマイナスとなった。特に中心地域は-6.0%と本統計開始以来(月間開始2003年1月)の大幅な前年割れとなった。
■地域別(表-2)
立地別同様、すべての地域でマイナスとなった。中でも北海道は前月より14.2ポイントの落ち込みを記録した。
■都市規模別・地域別(表-3)
名古屋市、広島市以外の地域はマイナスであった。名古屋市は今月で10ヶ月連続プラスとなった。
■SC構成別(表-7)
テナントは梅雨明けが遅れたことで、夏物商品の売れ行きが伸び悩んだ。
*SC=ショッピングセンター
※本調査は、2006年12月末現在の全SC2,759SCの中から立地別・SC規模別に1,000SCをサンプル抽出し調査したものをまとめた。
※集計SC 568SC 回収率 56.8%
※7月のSC総売上高(推計)は、2007年6月末現在の全SC2,799SC(前年比+72SC)をベースに算出した。
(※ 表とグラフは関連資料を参照してください。)