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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2024'09.22.Sun
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2008'01.24.Thu

沖電気、クボタにIPテレフォニーサーバー「SS9100」を納入

OKI、IPテレフォニーサーバ「SS9100」をクボタへ納入

~ 企業内IPセントレックスシステムの実現に向けて ~


 OKIは、このたび弊社のIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE(R) Server SS9100(以下、SS9100)」をベースとしたVoIP内線ネットワークシステムを、株式会社クボタ(大阪市浪速区、社長:幡掛大輔、以下 クボタ)に納入しました。クボタでは本社に「SS9100」を設置することにより、北海道支社、中部支社のPBXを廃し、各支社の内線電話システムを本社で一括管理することが可能となりました。なお、本システムは、クボタが電話通信インフラ管理・運用を委託している平和管財株式会社(クボタ関連会社)が企画し、西日本電信電話株式会社(大阪市中央区、社長:森下俊三、以下NTT西日本)が設計、三紀電気工業株式会社(大阪市北区、社長:宇野秀憲)がシステム構築を行いました。

 クボタでは、約3年前よりVoIP内線システムの整備に着手、拠点間の通信インフラにBフレッツ(注1)を採用して、回線容量に余裕を持った通信回線を実現するとともに、拠点間のIP通信化を行ってきました。一方、各拠点に設置されていた従来型のPBXやデジタル多機能端末を使った内線電話端末は、拠点毎での管理や保守が必要であり、管理工数の削減が望まれていました。また、既設電話端末の運用については、従来からの使い勝手を損なわずに、企業内IPセントレックス(注2)を構築することも課題となっていました。

 一般的にIPサーバによるセントレックスシステムでは、各拠点の従来端末(アナログ、デジタル多機能電話、構内PHS基地局、FAXなど)を収容するためには、多数のVoIPゲートウェイ(注3)が必要となり、そのため導入コストがかかります。しかし、OKIの「SS9100」ではIP遠隔ユニット(注4)を導入することにより、最大192台の従来端末を収容することが可能です。また、既設の端末を活かすことができるため、低コストでのIPセントレックス構築も実現できます。クボタでは、管理工数を削減し、既設の端末を活かすとともに、IPセントレックスへの移行が可能な「SS9100」の拡張性を評価し、今回の受注となりました。

 今後クボタでは、順次全国の営業拠点のPBXを集約し、「SS9100」配下での集中的な管理、運営を拡張する計画です。また、OKIはNTTドコモのFOMA(R)/無線LANデュアル端末(注5)など様々な商品を提供していく予定です。これにより、従来の使い勝手を重視する内勤者に向けたシステムと、広範囲に活動する各拠点の営業員に対して、高速移動中でも安定した通話を実現するシステムとを同時に構築することが可能です。さらに社内外でのシームレスな通話や、コスト削減も実現していく予定です。

 OKIでは、クボタへの導入実績を踏まえ、今後も業務コミュニケーションの効率化を求める企業に対して、「SS9100」を用いたIP電話ソリューションの提案を積極的に展開していきます。


【受注/稼動システム概要】
  システム内容:VoIP内線ネットワークシステム


【IP CONVERGENCE Server SS9100について】
 業界で初めてMicrosoft(R).NET上で、従来独立していた大規模IP-PBX機能と基幹業務アプリケーションを融合するソリューションを提供した、情報通信融合プラットフォームです。


【構成図】
 ※ 関連資料参照


【用語解説】
注1:Bフレッツ
 NTT東日本、西日本が提供する光ファイバーを用いた最大100Mbpsのベストエフォート型データ通信サービス。光ファイバーで、会社、個人宅、SOHO、マンションなどに直結することで高速なインターネットを可能にする。ADSLのように回線の品質レベルでの問題はないため、比較的速い通信速度で安定した接続環境が得られる。

注2:企業内IPセントレックスシステム
 音声通信をIP網に統合するとともに、従来は拠点毎に設置していたPBXを1ヵ所に集約して管理・運営するIP電話の導入形態。運用コストの大幅な削減が可能なばかりでなく、従来のPBXが備えている多種の機能を使用できる、既設の機器を有効活用できる、などの特長を持っている。

注3:VoIPゲートウェイ
 既存の電話システムに接続し、IPネットワークを介して音声通信を行うための装置。使用中の通信設備を廃棄せずに、音声のIP化を簡単に実現できる。

注4:IP遠隔ユニット
 各拠点に設置し、「SS9100」と接続することにより、既存の電話通信網や内線電話端末などを収容する装置。一般的なVoIPゲートウェイに比べ、多くの既存端末を収容することができる。企業内IPセントレックスシステム構築にも貢献する。

注5:FOMA/無線LANデュアル端末
 FOMAの法人向け端末で、屋外では通常の携帯電話として、企業内では無線LANを利用したVoIP端末として、1台で2つの方式による通信が可能。


【関連リンク】
 IP CONVERGENCE Server SS9100 紹介サイト
 ( http://www.oki.com/jp/IPtel/product/ss9100/ )


* 沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
* CONVERGENCEは、沖電気工業株式会社の登録商標です。
* FOMAは株式会社NTTドコモの登録商標です。
* Bフレッツは東日本電信電話株式会社および、西日本電信電話株式会社の登録商標です。
* Microsof、Microsoft.NETは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
* その他、記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。


■本件に関するお客様からのお問い合わせ先
 IPシステムカンパニー IPシステム本部マーケティング部
 電話:03-5445-5706

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