松下電工、保健指導者向けに「身体活動量計 アクティマーカー」など発売
松下電工は生活習慣改善のためのメタボリック・ソリューションビジネスに参入
保健指導者向け「身体活動量計 アクティマーカー」「解析ソフト」新発売
松下電工株式会社では、2008年4月からの法改正による特定健診・特定保健指導の義務化に合わせて、生活習慣改善のためのメタボリック・ソリューションビジネスに新規参入します。
それに伴い、メタボリック症候群を対象にしたアウトカム重視の保健指導に役立つツールとして、保健指導者を中心としたご専門家向けに「身体活動量計 アクティマーカー」を 2007年11月20日より、「解析ソフト」を2008年4月20日より、発売します。
当社では従来よりモミモミやジョーバ・血圧計など主に一般顧客向けの健康機器の開発を推進してきましたが、今回は上記法改正に向けて、BtoBビジネスに主管的に取り組む事となりました。
この度、下記3社と販売契約を結び、2007年11月20日よりメタボリック・ソリューション関連商品の販売をスタートいたします。
この3社を通じて、保健指導者を中心としたご専門家向けに、商品の販売及びサービスの提供をすることとなります。
【販売・サービス契約会社/機関】
●株式会社東京法規出版
●JMLグループ日本医学株式会社
●財団法人日本予防医学協会 (50音順)
【今後の事業展開・目標】
2008年度販売目標:12億円/年
2013年度販売目標:40億円/年
■参入の背景
当社の健康事業分野においては、従来のように機器開発とその提供だけでは、多様化するユーザーニーズにお応えしにくい環境になってきました。その事を踏まえ、
1)お客様一人一人の固有な悩みや身体的特性に合わせた対応
2)機器の使いこなし方まで含めた使用ノウハウの提供(指導者人材育成含む)
3)確実な効果を保証できるエビデンスの構築
など、単なる商品を超えたソリューションをご提供することがグループとして重要であり、またそれらを支えるソフトの強化が事業を担当する松下電工の役割であると考えます。
■生活習慣の改善を促す新アイテムのご提供
現状の、アンケートによる身体活動調査では正確な身体活動量は把握しきれません。そのため、保健指導が十分に行えなかったり、歩数計による指導では「一日1万歩」など画一的な指導になりがちです。
しかし「身体活動量計 アクティマーカー」の活用により、正確な身体活動量の把握と生活習慣の客観視ができ、個々人のライフスタイルに合わせて意欲を促す保健指導内容をサポートすることができます。合わせて解析ソフトによる保健指導で、計測~解析~処方~対処のサイクルを確実に回し、生活習慣の改善に対してより高い指導効果が期待できます。
(※ 参考画像、保健指導サポートの概要、仕様などは関連資料を参照してください。)