ACCESS、ウィルコムのPHS端末「WX321J」に「NetFront Browser」を提供
「NetFront Browser」を高速化してウィルコムに初提供
株式会社ACCESS(TM)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront(R) Browser」の高速化を実現し、株式会社ウィルコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜久川 政樹、以下ウィルコム)の「WX321J」(日本無線製、2月15日発売)PHS端末向けに提供しました。
「NetFront Browser」は、限られたメモリやCPU環境でも高性能を発揮できる携帯端末に最適なインターネットブラウザで、フルブラウザにも対応しています。このたび、米国Bytemobile, Inc.(以下バイトモバイル)のデータ圧縮・プロトコル最適化技術と統合し高速化することで、携帯およびパソコン向けサイトのダウンロードの体感速度※が最大4倍となり、快適でスムーズなサイト閲覧を実現します。高速化対応の「NetFront Browser」は、本年7月にバイトモバイルとのライセンス契約締結後初の搭載となり、今後も携帯端末へ提供していきます。
販売中の対象PHS端末向けには、9月より公開されるウィルコムのサイトからソフトウェアを無償ダウンロードすることで高速化に対応し、今後販売される端末には高速ブラウザが順次搭載されます。なお、本ソフトウェアに対応した「高速化サービス」はウィルコムより2007年9月中にサービス提供開始の予定です。
ACCESSは、2005年11月にウィルコムと包括契約を締結し、ほぼ全てのウィルコム向け端末メーカに各種製品を提供しています。ブラウザをはじめ、メールソフトウェア、Java実行環境、Microsoft(R) Office文書およびPDF文書の表示・閲覧ソフトウェアなどをセットにしたソフトウェアパッケージ「NetFront Mobile Client Suite」を提供するなど、多機能端末の迅速な市場投入に寄与しており、ビジネス用途にも活用可能な、より高速で高度なモバイル環境の実現に貢献していきます。
※利用時の環境により、体感速度は異なります。
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(TM)は、携帯端末および情報家電向け組み込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront(R) Browser」を始め「Garnet OS(TM)」「ACCESS Linux Platform(TM)」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパに全29の子会社を運営し国際展開にも注力しています。
※ACCESS、NetFront、Garnet、ACCESS Linux Platformは、日本国およびその他の国における株式会社ACCESSの商標または登録商標です。
※Java および全てのJava関連の商標およびロゴは、米国 Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。