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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.11.Tue
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2007'07.09.Mon

パーソナルメディア、T-Engine用USB2.0ホストドライバの開発キットを発売

◆T-Engine用USB2.0ホストドライバの開発キットを発売開始◆
~USB2.0の高速転送機能の活用によりT-Engineの応用分野が拡大~


 組込みシステムの総合ソリューションを提供するソフトウェアメーカーのパーソナルメディア株式会社(代表取締役:泉名達也、本社:東京、電話:03-5475-2185、資本金1,000万円)は、ユビキタス時代の標準開発プラットフォーム「T-Engine(ティーエンジン)」に対応したUSB2.0ホストドライバの開発に成功し、T-Engine開発キットとその応用製品上で動作するソフトウェアパッケージ「PMC T-Drivers USB2.0開発キット」として2月15日より発売いたします。

 「T-Engine」はあらゆるモノにコンピュータが入り、それらがネットワークで接続され、互いに協調動作して私たちに利便性や安全性、快適性を与える「ユビキタス・コンピューティング環境」を実現するために、組込み向けソフトウェアの仕様の標準化を進めて再利用性を高め、開発効率を向上させることを目的としたプロジェクトです。
 2007年1月現在で約500社の企業や団体が参加する「T-Engineフォーラム(会長坂村健・東京大学教授/YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長)」が中心となって活動しています。

 パーソナルメディアでは、これまでにもT-Engine用デバイスドライバ「PMC T-Drivers」の一つとしてUSB1.1ホストドライバを販売しておりましたが、組込み機器の分野においても、ネット上からダウンロードした大容量データの保存などを行うため、高速転送が可能なUSB2.0を必要とされるお客様が増えてきました。また、USBカメラ等のストリーミングデータを処理できるアイソクロナス転送機能への要求も多くなってきました。パーソナルメディアでは、こういったご要望にお応えするためにT-Engine用USB2.0ホストドライバを開発するとともに、すぐに使える開発評価用のソフトウェアパッケージとして、「PMC T-Drivers USB2.0開発キット」を製品化し、2007年2月15日から発売することといたしました。

 「PMC T-Drivers USB2.0開発キット」は、パーソナルメディアから発売中のT-Engine応用製品である「Teacube/VR5701評価キット」の上で動作します。標準価格は 207,900円(本体価格198,000円)で、クラスドライバやサンプルプログラム、開発用ドキュメントが付属しており、パーソナルメディアからの直接販売にてお求めいただけます。
 また、お客様ご指定のハードウェア上に「PMC T-Drivers USB2.0ホストドライバ」を移植あるいはカスタマイズしてご提供する「カスタム版PMC T-Drivers USB2.0ホストドライバ」の受注も承ります。「カスタム版PMC T-Drivers USB2.0ホストドライバ」は、既にT-Engineベースの製品開発のため、「カスタム版PMC T-Kernel/x86」とあわせて、お客様にご採用頂いております。

 パーソナルメディアでは、T-Kernelの移植やサポートサービス、T-Engine用デバイスドライバやミドルウェアのご提供、各種CPUを搭載したT-Engine開発キットの発売やT-Engineを用いたトータルソリューションのご提供などにより、今後も積極的にT-Engine関連ビジネスを推進し、ユビキタス機器の開発効率向上に貢献したいと考えております。


■補足説明

◇「PMC T-Drivers USB2.0開発キット」の特長

*USB2.0のハイスピード規格(480Mbps)による高速転送やアイソクロナス転送機能のサポートにより、USBメモリへの大容量データの転送やUSBカメラのストリーミングデータの処理などが高速化され、組込み機器の多様な要求にお応えできます。
*T-Engine用のUSB1.1ホストドライバと完全上位互換です。既にT-Engine開発キットやT-Engineの応用製品をご利用いただいているお客様がUSB2.0に移行される場合でも、クラスドライバやアプリケーションプログラムの修正はほとんど必要ありません。
*T-Engine開発キットやT-Engineの応用製品と組み合わせることにより、ご購入いただいてすぐに開発や評価の作業を始めることができます。組込み機器開発の期間を短縮し、開発コストの削減に貢献します。


◇「PMC T-Drivers USB2.0開発キット」の仕様

*ハイスピード(480Mbps)/フルスピード(12Mbps)/ロースピード(1.5Mbps)に対応
*コントロール転送、バルク転送、インタラプト転送、アイソクロナス転送をサポート
*クラスドライバを動的に登録可能、接続機器のホットプラグ・プラグアンドプレイに対応
*キーボード/マウス(HID)、マスストレージ、オーディオの各クラスドライバを標準またはオプションでご提供
*EHCIに準拠した各種のコントローラに対応
 -Intel ICH
 -NEC μPD72010x
 -VIA VT62xx
 -ULi M5273 など
*高速かつコンパクトで、組込み機器への搭載に最適


◇「PMC T-Drivers USB2.0開発キット」の製品パッケージ内容

 -USB2.0ホストドライバ(USB2.0のプロトコルスタック、ハブドライバを含む)
 -USBビデオクラスドライバ(*1)
 -USBオーディオクラスドライバ(*2)
 -ドキュメント

 (*1)USBビデオクラス仕様に準拠したUSBカメラに対応。動作確認機種についてはお問い合わせください。
 (*2)サンプル兼用のソースプログラムが付属します。


◇パーソナルメディアとT-Engineプロジェクト

 パーソナルメディアは、組込み機器のためのオープン開発プラットフォームであるT-Engineプロジェクトに積極的に参加し、開発から技術サポート、販売から出版まで、幅広い事業を展開しています。TRONの25年間の歴史の中でパーソナルメディアが蓄積した高度な技術力とノウハウ、および協力各社との緊密なパートナーシップにより、組込みシステム全般にわたるソリューションをご提供します。

 具体的には、リアルタイムOS「PMC T-Kernel」のポーティングやチューニング、組込み向けデバイスドライバ「PMC T-Drivers」の開発や移植、多漢字対応のGUIミドルウェア「PMC T-Shell」や各種プロトコルスタック、ウェブブラウザなどの移植やご提供、技術セミナーや技術サポートなどの業務を中心に、多くのT-Engine応用製品の開発に関わり、その実績を高くご評価いただいております。
 また、ソフトウェアの開発がすぐに始められる開発評価用ボードとして、各種CPUを搭載した「T-Engine開発キット」や安価なT-Engineアプライアンスである「Teaboard」、超小型の組込み向けコンピュータ「Teacube」、拡張ボード類やオプション品など、幅広い組込み向け製品をご提供しております。


◇参考情報、リンク集

 T-Engineフォーラム
  http://www.t-engine.org/

 パーソナルメディアのT-Engineソリューション
 http://www.t-engine4u.com/


■TRONは"The Real-time Operating system Nucleus"の略称です。
■TRON,BTRON,ITRON,eTRON,T-Engine,μT-Engine,T-Monitor,T-Kernelはコンピュータの仕様に対する名称であり、特定の商品を指すものではありません。
■その他の商品名などは各社の商標または登録商標です。
■本資料に記載された製品の仕様、外観イメージ、価格などは、発表日現在のものです。最終的に販売される製品では、変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。ご購入の際は、最新情報をご確認ください。


以上

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