岡村製作所グループ会社、書籍「内部統制時代の文書・情報マネジメント」を出版
書籍【内部統制時代の文書・情報マネジメント】出版のご案内
株式会社岡村製作所の関連会社、株式会社エフエム・ソリューション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:武佐隆夫)は、2007年3月6日に書籍『内部統制時代の文書・情報マネジメント』をNTT出版株式会社より出版いたします。同社はこれまで、オフィス空間の調査・分析から、コンセプト立案、実施設計、運用・維持・管理のルールづくりに至るまで、オフィスづくりの総合コンサルタント企業として、戦略的オフィスの構築を実現してまいりました。
本書では、内部統制強化が叫ばれる中、内部統制の必要性とその構築方法のガイドを示すとともに、そのインフラとしてのオフィスに必要となる物理的セキュリティ構築のための製品紹介、及び文書・情報マネジメント構築の重要性を解説しております。
これから内部統制を構築するにあたって、また現状の内部統制を見直すための実践ガイドとしてご活用いただける一冊です。
―本書の内容―
本書は、監修を牧野総合法律事務所所長で弁護士の牧野二郎氏に依頼し、前半は牧野二郎氏自らの執筆により、内部統制の不備により発生した不祥事や不正の事例の分析に始まり、どのような内部統制が必要であったかを解説しています。その前提に立ち、不祥事や不正をなくすためには、まず、徹底した文書化と記録が必要であることを明らかにしています。すなわち、現在行っている業務フローを明確にし、そのとおりに業務が行われたことを都度記録し、そして、それらの記録に基づき、投資家や消費者に対して説明責任を果たす仕組みを作ることが必要不可欠となります。この仕組みを作ることによって、経営陣が起こす不正や会社ぐるみで行う不正を防ぐことが可能になります。
本書の後半は、内部統制を行う現場のオフィスにおいて必要となるインフラとして、文書・情報マネジメントの構築の必要性を解説するとともに、そのために不可欠なオフィスの最新セキュリティ製品の紹介を行っています。これは、いままで株式会社エフエム・ソリューションが戦略的オフィス構築を実現してきた豊富なコンサルタント経験に基づいた内容になっています。
100の企業があれば100種類の内部統制があります。また、内部統制は一度構築すればそれで完成というものではありません。企業の変化に対応して内部統制も変化していく必要があります。本書は、すでに内部統制を構築した企業、また、これから内部統制を構築しようとしている企業の、経営者から実務担当者まで幅広く役立つガイドになっています。
□書籍名
『内部統制時代の文書・情報マネジメント 事業継続と企業価値の向上をめざして』
□著者
牧野二郎 監修/山野辺泉/石島正勝 株式会社エフエム・ソリューション 編
□装丁
A5判 232ページ
□定価
本体2000円+税
□出版
NTT出版株式会社
―本書の構成―
■Chapter1.事例に見る内部統制の必要性
■Chapter2.「金融商品取引法」に基づく内部統制の確立
■Chapter3.これからのオフィスにおける文書管理の実務
■Chapter4.文書・情報マネジメントとオフィスのインフラ整備
―著者紹介―
牧野二郎(まきの・じろう)
牧野総合法律事務所 所長・弁護士 東京弁護士会所属
日弁連・情報特別委員会幹事
電子署名・電子認証シンポジウムタスクフォース事務局代表
山野辺泉(やまのべ・いずみ)
株式会社エフエム・ソリューション勤務
株式会社岡村製作所 情報システム部より出向
認定ファシリティマネジャー・認定プライバシーコンサルタント
石島正勝(いしじま・まさかつ)
マネジメント・コンサルタント
社団法人日本経営協会経営研究センター主任研究員、
検定事務局専任課長を経て現職
情報化に関する政府の調査研究に関わる