-「サーチナマーケティング」中国生活者徹底調査 第2回ネット編-
中国ビジネスリサーチの専門サイト「サーチナマーケティング」を運営する株式会社サーチナは、中国の消費者を対象に、インターネットに関するマーケティング調査を実施しました。
◆調査概要
調査主体:上海新秦信息詢諮有限公司(上海サーチナ)
調査期間:2004年1月13日から2月23日まで
調査方法:上記傘下サイト「新秦調査」がオンラインモニターに対してアンケート
有効回答:5626件
◆調査結果のトピックス
(1)BB普及もアクセススピード改善要求高まる
ネットへの接続方法で、ADSLは2003年7月に実施した調査よりも7ポイント上げて6割程度を占めた。そのほか、モデム回線とISDNの割合はそれぞれ1割程度で、前回からの下げ幅は6ポイントと1ポイント。中国のインターネット利用者におけるブロードバンドへの移行が進んでいる状況の一端がうかがえる。
また、「現在のアクセススピードに満足していますか」との問いに対して、「普通」と答えた人が約半数。「満足」とした人では3割に達した。しかし前回と比べて、「普通」「満足」とした人が「不満」に転じている傾向が見られ、ブロードバンドの加入が増加する中で、アクセススピードに対するユーザーの要求は益々高まっている。
(2)オンラインショップへの不安が成長を阻害
過去1年間で、どのくらいオンラインショッピングを利用しましたかとの質問に対して、最も多かったのが「1回もない」で3分の1を占めた。これは2003年7月に実施した調査と同じ結果となった。
購入する商品では(複数回答)、最も人気が高いのは「図書、CD」類で約6割。次いで3割程度の「日用品」となった。また不安点(複数回答)については、信頼性、セキュリティ、商品の品質の三つがそれぞれ2割を超えた。このうち、信頼性は前回から2ポイント上昇し、ユーザーのオンラインショッピングに対する不安の根強さをうかがわせている。
◆関連サイト
・第2回ネットに関する意識調査(2004年1月)-中国生活者の徹底調査
・第1回ネットに関する意識調査(2003年7月)-中国生活者の徹底調査
・中国ビジネスリサーチ「サーチナマーケティング」
・中国情報専門サイト「中国情報局」
■本件に関するお問い合わせ
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